木下英範のブログ -7ページ目

ゲーム - 鍵のち扉2

「コンピューター画面上で食べる」レストラン

「コンピューター画面上で食べる」レストランが人気(Wiredvision)


   Inamo

ロンドン、ソーホーにあるレストラン『Imano』。客は自由にテーブルクロスのデザインを選び、料理の映像を皿に映し出して選択する。さらにシェフが料理を作っているところもモニターを通して見ることができる。

料理をさらに映し出して選べるところと、厨房がみられるところはいいアイデアですね。最近、厨房がガラス張りのレストランが人気を博しているように、料理というのは作るところも一種のエンターテイメントたりえますから、せっかくだから見せたほうがいいわけです。

このレストランはテーブルにいながらWebカメラでそれを実現しています。欲を言えば自分の頼んだ料理のみに焦点を合わせて、説明しながら作ってもらえるとさらに食欲もわいてくると思います。

それにしても、ちょっと未来を先取りしているようで面白いですね。将来は街の至ることろがスクリーンになると思います。そしてたぶん我々は指と声で操作をするでしょう。

さらに、マイクロソフトのタッチスクリーン『Surface』テクノロジーと、東芝の3Dディスプレイ技術を組み合わせるともっと面白いことになると思います。


   MS Surface


   東芝3Dスクリーン

showersong

ラジオをつけ、タイミングよくボタンを押していくことでいい感じの鼻歌が歌えます。

http://www.showersong.noisegames.com/


サルも教育をしていた

タイにいるカニクイザルは人の髪の毛(!)を使って歯磨きをするそうです。これだけでもなんだかすごいのですが、それを子供に教育する行動が目撃されたそうです。


母ザル、子に歯磨き「教育」 京大グループが確認 』(Yahoo!ニュース)


個体でゼロから経験知を積み上げるよりも、親から教えてもらったほうが効率がいいですね。すでに発明したものは2回も発明しなくていいのですから。また知識の継承が起こるということはグループによって知識に特色がでるということです。これはすなわち「文化」というものです。


考えてみれば私たちの知識のほとんどは誰かから教えてもらったことです。今読んでいる日本語だって自分で開発したものではなくて、ほぼ100%教えてもらったものですね。もう高等な言語がすでにあるのだから、ゼロから自分で開発する必要はないわけです。この重厚な文化の積み上げが人間の最大の強みですね。あとは少しでも改良して後世に教えてあげたいものです。

写真をぶっ壊すサイト

http://photo-crushers.jp/#wrapper

映画のプロモーションサイト。

よくわからないけど、アップした写真をぶっ壊してくれます。

3つの作戦があるようですが、今のところ1つしか選べないようです。

語録

本来の先生の役割というものは、生徒の能力を判定することではない。指導要領に沿って右から左に教えることでもない。子供たちの持って生まれた潜在能力を引き出すことが仕事なのだ。
(大前研一)

美しいトルネード

人材の配置について - 本当に楽しい仕事に就くために

ある調査によると、「最も得意な仕事に恵まれているか」という質問で「Yes」と答えた人は20%だという。するとほとんどの人がいやいや仕事をしていることになる。本当に好きな職場で100%の力を発揮できていないのだ。これは大変不幸なことである。企業は人材配置を適切に行う必要がある。


しかしここで1つ問題がある。それは「好きなこと、やりたいこと(=目標)」と、「才能」は一致するのかということだ。一致しないのだとしたら、自身の目標と会社の目標を一致させるだけでは解決しない。なぜなら本人が望む場所に配置したとしても自分の才能が業務に向いていない可能性もあるのだから。その場合にはいくら努力しても技能(スキル)上達のスピードが遅くなる。これは不幸である。


一方、それでは「会社の業務」と「個人の才能」を一致させようとする――つまり本人の望みとは関係なく、向いている業務に就かせる――と技能の上達は早く、業務はうまくこなせるかもしれないが、必ずしも思い通りの人生を歩むことができないかもしれない。これは非常に難しい問題である。


ここで「目標」と「才能」および「技能」の定義を確認したい。


「目標」とは、自分が人生を通してやりたいことで、これは生まれてからの経験や外部環境によって形作られるものである。だから一卵性双生児であっても育った環境が違うと目標も異なるものになる可能性が高い。また目標は時とともに変化もするものである。


「才能」とは、持って生まれた特性、具体的には幼年期までに形成されたニューロンの状態であり、おそらく一生変わることはない。また親からの遺伝の影響を強く受ける。双子の場合は才能も似通ったものになる可能性が高い。


「技能(スキル)」とは、経験や努力によって身につけてきた物事を行う腕前のことで、必ずしも才能とは一致しない。目標と才能のベクトルが一致した状態でスキルを磨くと著しく上達する。しかし、自分の才能を発見できていないか、または環境による制約等で必ずしも一致している人は多くはない。


「目標」、「才能」、「技能」のベクトルが一致していなければ成功は望めないのだろうか。もちろん一致しているに越したことはないが、一致していない場合には無理にでも一致させるべきだろうか。


世の中にはあらゆる会社が存在する。会社の中には多種の仕事が存在する。1つの仕事の中にもたくさんの業務が存在する。1つの仕事でも多方面から切って見るといろいろな技能が必要だということがわかる。

たとえばシステム開発の仕事を強く希望し、めでたく就職したとしよう。ところが自分には「分析思考」や「戦略性」などの論理的思考の才能ではなく、「共感性」や「社交性」といったコミュニケーションの才能があることがわかった。論理的思考の才能が欠落しているとプログラミングを行うには少々難儀する。


しかしシステム開発の仕事はプログラミングだけではない。(お客様の)業務把握、要件定義、設計、テスト、運用、改修、と他にもいろいろある。特に業務把握、要件定義の部分は高度なコミュニケーション能力を必要とする。


ならばITコンサルタントとして要件定義の分野から入っていけばいいのだ(その前に技術営業という仕事もある)。その後望むのであれば、徐々にスキルを磨き、設計やプログラミングにも入っていけばよい。プログラミングに入っていくにしてもコミュニケーション能力をフルに発揮し、わからないことは積極的に聞く(コミュニケーション能力に優れたあなたを人は快く受け入れてくれるだろう)。そして既成のものはどんどんまねをして作っていけばよい。


すでに誰かが作ったものをもう一度作っても仕方がない。似たようなシステムを社内から見つけてきて、少し手直しを刷れば使えてしまったということはよくある。これにはコミュニケーション能力を駆使し、社内の事情通になっておくのが強い。また社外の会合に積極的に参加し、最新の技術を仕入れ、それを使用することによって飛躍的に生産性を向上できる可能性だってある。そうやって一歩飛びぬけた存在になっていくことができる。


要はどういうルートで目標に達するかなのだ。自分がどんな目標を抱くにせよ、どんな才能を持っているにせよである。才能というのは使い方次第なので、うまく使って(才能を最大限に活用できるルートで)「やりいたいこと」を達成することだ。


個人においては、自分の「目標」をしっかりと持ち、「才能」を知ること。そしてあらゆるルートを検索し、才能が最大限に発揮できるルートを選択し、その上で「技能」を磨くこと。そして大事なのは今の仕事を「好きになる努力」をすること。


企業の人事部においては、「目標」、「才能」、「技能」の違いをしっかりと認識し、最初にそして定期的に、「人生における目標」(仕事における目標ではない)をしっかりと聞き出し、才能を正しく測定し、そして「目標に達するためにはこのようなルートが用意できる」ということを示せること。そして足りないスキルはこれです、と導いてあげられることが必要である。


そして、個人と企業がこの問題に対して認識し、お互いに歩み寄り、協力し合うことで少しでもより楽しい職場にたどりつけるはずである。とはいってもこういうことは大変に泥臭くてぎくしゃくすることもあるだろう。それでも真面目に再考してみる価値はある。


【参考文献】
「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」(マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン)
「豊かに生きる人生の秘密」(ジョン・P・ストルレッキー)

海外面白CM

世界人口の6割が携帯を使う時代

http://wiredvision.jp/news/200903/2009030621.html
(WiredVision)


国連機関のITU(国際電気通信連合)が今週発表した報告によると、世界全体の携帯電話の契約数は2002年から2008年12月までの7年間に、10億件から41億件へと4倍に増えている。(WiredVision)


だそうです。いつの間にか携帯電話が急速圧倒的に伸びて世界を覆いつつあるようです。情報端末の座をめぐって、PDA、小型PC、携帯のせめぎ合いが続き、どちらが勝つかいろいろな予測がされていましたが、今のところ携帯の圧倒的勝利のようです。世界は携帯色に塗りつぶされていっているようです。


ところで携帯の次世代通信技術といえば、

WIMAX

固定無線通信の標準規格で、IEEE(米国電気電子学会)で承認されてる。最大70Mbpsの通信ができるといわれている。
次世代PHS

ウィルコムによる次世代PHSサービス。最大20.4Mbpsのスループット。
LTE

第3世代携帯電話方式「W-CDMA」の高速データ通信規格「HSDPA」をさらに進化させたもの。下り100Mbps以上/上り50Mbps以上。

などがありますね。もうすぐ携帯もブロードバンドの時代が来るようです。このスピードで人類すべてがネットにつながれば何かすごいことがおきそうです。面白い世の中になってきました。


それにしても記事の写真(マサイ族だそうです)チョーおしゃれなんですけど!