岐阜県産「いのちの壱」が上位独占 | 週刊ライス・ビジネス 〔コメ 生産・流通の動向〕

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 山形県庄内町は27日に「日本一おいしい米コンテスト」の決勝大会を開催、最優秀賞に岐阜県高山市の小林達樹氏(農業生産法人㈲まんま農場)が出品した「いのちの壱」を選定した。小林氏は第1回大会でも同賞を受賞しており、2回目の受賞。


 以下、優秀賞には吉岡博明氏(岐阜県高山市、いのちの壱)、今井登志雄氏(岐阜県下呂市、下呂龍の瞳生産組合、いのちの壱)、優良賞に曾我康弘氏(岐阜県下呂市、合資会社源丸屋ファーム、いのちの壱)、嶋岡克年氏(高知県四万十町、仁井田郷米クラブ、にこまる)、渡邊栄氏(茨城県筑西市、ミルキークイーン)が選定されており、岐阜県産いのちの壱が上位をほぼ独占した。


 このコンテストには全国から438点の出品米があり、これを全国から応募があった審査員451人に配布して食味テストしてもらい、上位30点が決勝大会に望んだ。決勝に残った出品米の品種はコシヒカリが最も多く(9点)、いのちの壱は7点(うち岐阜県産4点)だったが、いのちの壱が上位をほぼ独占したことが注目される。


 決勝大会は穀検、お米マイスター、米食味鑑定士など専門家16名が試食テストにより各賞を決定した。


 なお高校生部門(6校出品)では、長崎県立大村城南高校栽培環境部が出品した「にこまる」が最優秀賞を受賞した。

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