中央日報(韓国)の記事です。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=138908&servcode=A00
25年前のことです。

 日本メディアは、旧ソ連の起したチェルノブイリ原発事故を、嬉々として?伝えました。
しかし、福島原発事故では、政府、電力会社、原子力ムラのスポークスマンに徹し、国民に真実を伝えなかった。

【日本メディアは連日、チェルノブイリ事故の速報を伝えながら、日本列島に及ぼす影響を懸念していた。日本経済新聞の5月1日付の社説の見出しは「史上最悪の原発事故とソ連の責任」だった。社説は「事故原発から1000キロ離れたスウェーデンでも平常時の100倍を超える放射能が検出された。これは安全性を維持するという重大な義務を怠ったものだ」と非難した。

朝日新聞も同月5日付1面に「8000キロを飛んできたチェルノブイリ原発の放射能が日本列島全域を汚染し始めた」と報じた。気象庁には不安な市民の問い合わせ電話が殺到し、新聞の紙面には水・牛乳・野菜の摂取で注意する点と洗濯物の管理要領に関する報道が相次いだ。

日本政府はソ連政府が情報を公開せず隠していると非難した。それと同時に事態を把握するため、放射線医療専門家2人をソ連・東欧に迅速に派遣した。国会も動いた。衆議院は「ソ連政府は原発事故の情報を速かに公開するべきだ」という決議案を全会一致で採択し、参議院も科学技術特別委員会で、日本政府がソ連に事故原因と迅速な情報提供を要求するべきだという内容の決議をした。】