大胆にも、IAEAチーム滞在中に砲撃・・
ロシア、ウクライナとも、IAEAチーム滞在中に砲撃するほど愚かではない?
とすれば、ザポロジエ原発への砲撃犯は他にいることに??

ザポリージャ原発の屋根に穴、付近にロシア軍の装甲兵員輸送車 CNN
【CNN、Bloomberg両紙に掲載されたザポリージャ原発の衛星写真を見る限り、ウクライナ側の主張には疑問符が・・

米NSCが提案する通り、ロシア側、ウクライナ側双方の暴走に依る危機的状況を打開するには、双方痛み分け?となる  ザポリージャ原発の「制御下での停止」 が一番妥当な解決策ではないだろうか?】


 Yahoo Japan・BBC News 9/4(日) 12:08配信
ウクライナ・ザポリッジャ原発、外部電源との接続は予備の送電線のみに=IAEA
【ロシアが制圧したウクライナ南部のザポリッジャ原子力発電所について、現地に視察に入っている国際原子力機関(IAEA)は3日、欧州最大のこの原発とウクライナの電源網をつなぐ送電線がまたしても遮断され、電力供給を予備の送電線に頼っていると明らかにした。

IAEAの発表によると、視察団がザポリッジャ原発に1日に到着した後、現地のウクライナ人技術者幹部から、4本ある送電線のうち最後の4本目が遮断したと伝えられた。4本のうち3本はこれに先立ち、戦闘によって損傷したという。ただし、近くの火力発電所と原発を結ぶ予備の送電線が稼働しており、これを通じて必要に応じて火力発電所から予備電源を原発に送ることができると説明を受けたという。

これについてロシア政府が任命した現地行政当局は、今回の送電線遮断は、砲撃に伴う「技術的な問題」が原因だとしている。

IAEAはさらに、8月25日にも主要送電線が一時的に遮断したことを確認した。

これとは別に、ウクライナの国営原子力企業「エネルゴアトム」は、ザポリッジャ原発にある原子炉6基のうち、稼働しているのは1基のみだと明らかにした。5号機を停止したのは「ロシアの占領軍による絶え間ない砲撃」が原因だとしている。

これについてロシア側はコメントしていない。

他方、ザポリッジャ原発についてロシア国防省は3日の定例会見で、ウクライナ軍が原発の奪還を目指し、2日深夜に近くの湖岸に上陸しようとしたが、ロシア軍がこれを押し返し、作戦を阻止したのだと発表した。国防省はこれについて客観的証拠を提示せず、その主張の内容は検証できていない。

ザポリッジャ原発の状況についてはウクライナとロシアの双方が、相手が原発周辺で戦闘行為を続けていると非難している。

状況を懸念するIAEAの視察団は1日、ウクライナ南部エネルホダルにある原発に入った。IAEAのラファエル・グロッシ事務局長は、原発施設の保安状況が「複数回にわたり侵害された」と述べた。視察団のうち2人は今後、無期限で常駐する方針。

ロシア軍は3月初めにザポリッジャ原発を制圧したが、原発の稼働と管理はウクライナ人技術者が続けている。ウクライナ側はロシア軍が原発を軍事基地として転用し、職員を銃で脅して監視していると批判している。】


 共同通信 2022/09/04 07:38
ザポロジエ原発、送電線損傷 IAEAチーム滞在中に砲撃

【ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは3日、ロシアが占拠する南部ザポロジエ原発につながる送電線が同日、ロシアの砲撃で損傷したと発表した。原発には1日に国際原子力機関(IAEA)専門家チームが現地入りしており、チームの一部が残留する中で戦闘が続いている。

 同社によると、5号機がウクライナの送電網から切り離されたが、6号機は稼働しており、原発に必要な電力を供給しているという。

 IAEAの3日の声明によると、原発との4系統の送電線のうち、これまでの戦闘で失われていなかった最後の系統が断絶した。ただ、予備の送電線は機能しているという。】


 産経ニュース 2022/9/4 10:07
原発、外部と再び切断 ウクライナ通知、予備送電線は維
【国際原子力機関(IAEA)は3日、ロシア軍の占拠下にあるウクライナ南部ザポロジエ原発が、外部送電網との接続を再び喪失したとウクライナ側から通知されたと発表した。ただ、IAEAは、予備の送電線を通じて同原発で発電された電力が外部に供給されており、必要に応じてこの送電線で同原発への電力供給を維持できることを、同原発に滞在中のIAEA職員が確認したとした。

また、IAEAは同日、送電線の容量制限により、同原発で現在稼働中の原子炉2基のうち1基が稼働を停止したとも発表した。ただ、残る1基が核燃料の冷却など安全維持のための電力を供給しているとした。原子炉1基の稼働停止は1日にも起きていた。


国際原子力機関(IAEA)は3日、ロシア軍の占拠下にあるウクライナ南部ザポロジエ原発が、外部送電網との接続を再び喪失したとウクライナ側から通知されたと発表した。ただ、IAEAは、予備の送電線を通じて同原発で発電された電力が外部に供給されており、必要に応じてこの送電線で同原発への電力供給を維持できることを、同原発に滞在中のIAEA職員が確認したとした。

また、IAEAは同日、送電線の容量制限により、同原発で現在稼働中の原子炉2基のうち1基が稼働を停止したとも発表した。ただ、残る1基が核燃料の冷却など安全維持のための電力を供給しているとした。原子炉1基の稼働停止は1日にも起きていた。

同原発には4本の送電線が接続されているが、3本は砲撃で損傷し、現在稼働しているのは1本のみ。この1本も8月下旬に損傷し、同原発は一時、外部送電網との接続を喪失した。

一方、露国防省は3日、250人規模のウクライナ部隊が同原発の奪取を試み、2日夜にモーターボートなどで同原発周辺などに上陸を図ったが、撃退したと主張した。】