処理水とは、除去が困難なトリチウム以外を除去したきれいな水の筈だったが・・

実際には、ALPSで取り切れなかったトリチウム以外の放射性汚染物質をたっぷり含んだ放射能汚染水。

その上東電は、多核種除去設備(ALPS)の除去対象となっていた核種全てを評価するのは「過度に保守的」と、訳にわからない屁理屈を並べ、
ALPSで取り切れなかった放射性汚染物質を含むナンチャッテ処理水を、飲料水レベルの安全な水として偽って海洋投棄するつもりのようだ。

トリチウムの除去が困難というのも真っ赤な嘘。

原子力ムラの低レベル技術陣には、トリチウムの分離は困難かも知れませんが・・
福島原発の不完全処理水ー捨てずに減らす画期的方法。風評被害も起きません。

予定通り処理水を海に捨てても、年6000トン減るだけ・・結局、地下水流入を止める地下ダムが必要!


30年超かける処理水投棄、何故そんなに急ぐ?? 漁業者「納得していない」それでも進む準備
【海底トンネル建設に巨費を投じ、トリチウムの半減期12年の倍以上をかけ、ナンチャッテ処理水を海洋投棄する意味が解らない。

なぜ?彼らは、最も安く?最も早い??解決法として、“薄めて海洋投棄” という手法を選択したのだろうか?
最も早く、低コスト」 は、どう贔屓目に見ても、真っ赤な嘘なのは明らかだが・・】




 福島民友新聞 2022/11/15
処理水30核種、評価へ 海洋放出巡り、東電が計画申請
【東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出方針を巡り、東電は14日、放射性物質濃度が放出基準を満たしているかどうかの評価に用いる核種を、セシウム137やプルトニウムなど30種類とする計画を発表した。ただ風評抑制の観点から、トリチウムのほか、37種類についても自主的に測定を行い、数値を公表する。東電は同日、原子力規制委員会に認可申請した。

 県や福島第1原発が立地する大熊町、双葉町は、放出設備設置を了承した際、東電に対する要求事項として、処理水に含まれる核種を明らかにすることを盛り込んでいた。

 また、国際原子力機関(IAEA)の評価で、設計段階で多核種除去設備(ALPS)の除去対象となっていた核種全てを評価するのは「過度に保守的」と指摘されていたという。東電によると、評価対象を広げすぎると科学的な正確さが損なわれる恐れがあるという。】一部抜粋