当初から、五輪談合の主役は(高橋容疑者の出身母体)電通と見られていたが・・

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 読売新聞オンライン 2022/08/20 09:18
「電通は赤字覚悟だ!」響く高橋容疑者の怒声、理事「猛烈な反応…不信感増した」
【 大会開催まで約2年と迫った2018年6月。東京・虎ノ門の東京五輪・パラリンピック大会組織委員会本部(当時)で開かれた理事会で、普段は目立った発言をしない高橋治之(78)(受託収賄容疑で逮捕)の怒声が響いた。

 きっかけは、ある理事の質問だった。「なぜこんなに手数料を支払うのか」。17年度決算の概要説明があったこの日、配布資料には、約660億円のマーケティング収益に対し、約260億円の手数料が支払われていたことが示されていた。

 この時の高橋の態度について、元組織委幹部は「普段から電通の立場を重んじていただけに、猛烈な反応だった」と振り返り、こう続けた。「電通と高橋さんに対する不信感が増した瞬間だった」

 別の元組織委幹部は「組織委は電通本社で決めたことを追認するだけ」と内実を明かす。数か月に1度開かれる組織委理事会でも、スポンサー契約は「報告」事項でしかなかったという。】一部抜粋


 Yahoo!ニュース・読売新聞オンライン 最終更新:11/30(水) 10:12
電通が「入札回避」要請、特捜部が示唆メール入手…組織委側と受注調整を主導か

【東京五輪・パラリンピックのテスト大会事業を巡る入札談合事件で、大手広告会社「電通」側が他の落札企業側に対し、受注を希望する競技会場以外は入札に参加しないよう事前に要請していた疑いのあることが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、電通側が落札企業側に入札回避を求めたことを示唆するメールを入手。電通が大会組織委員会側とともに受注調整を主導したことを示す証拠の一つとみている。

 特捜部と公正取引委員会は25日の電通、28日の「博報堂」に続き、29日に「ADKマーケティング・ソリューションズ」(東京都港区)を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で捜索。広告トップ3社が全て強制捜査を受ける事態となった。

 談合の疑いがあるのは、組織委が2018年に実施した各競技のテスト大会を計画立案する業務の入札。1~2競技会場ごとに26件が行われ、電通など9社と一つの共同事業体が総額約5億3700万円で落札したが、組織委側と電通は入札前に応札が見込める企業の受注意向を一覧表で共有し、実際の受注もほぼ表の通りだったとされる。

 関係者によると、26件の大半は「1社応札」となったが、入札の経緯について、一部の落札企業側が特捜部に対し、電通側から入札前に「受注希望会場以外は入札参加しないでほしい」と要請されたと説明。特捜部は、こうした要請を示唆するメールを入手したという。

 電通幹部らは特捜部の任意の事情聴取に対し、談合の認識を否定したという。

 特捜部と公取委は29日、ADKのほか、電通のグループ会社で広告制作会社の「電通ライブ」(千代田区)、イベント会社「シミズオクト」(新宿区)、同「トレス」(中央区)、同「ジエブ」(港区)の4社も捜索した。

 電通ライブは業務の一つを落札。また、同社とシミズオクトは業務を落札した番組制作会社「フジクリエイティブコーポレーション」の再委託先だった。ジエブも電通から再委託されていたという。特捜部は、これらの企業が再委託に回る代わりに、入札への参加を見送る受注調整があったとみている。

 ADKと電通ライブ、シミズオクト、ジエブは29日、「捜査に協力する」などとするコメントを出した。】