自民党の現職県議は、東海第二の再稼働の賛否を問う県民投票条例案に「住民投票に頼らず、この問題を判断していく。それが議員の仕事だ」と・・

 県議会が判断するからと住民投票を否定、「下々の者は黙ってお上に従え」との姿勢は、江戸時代と何ら変わらないのでは?

 実際は、原発マネーの魔力で黙らせているのだが・・

原発マネー7兆円が立地自治体に・・関電スキャンダルの本質、「原発経済圏」の闇を暴く
原発マネー7兆円が立地自治体に・・関電スキャンダルの本質、「原発経済圏」の闇を暴く
「原発は麻薬のようなものか」それでも再稼働を望む理由
【政権党が(選挙対策等に)補助金として配る税金の殆どは、「原発マネー」に限らず、中毒性を狙った?「麻薬のようなもの」なのでは?】

原発マネー・公共事業という麻薬を大盤振る舞いしてくれた自民党
【自民党は、人間の弱みに付け込みシャブ漬けにし、原発も政権も維持してきた。
先の衆院選でも、公共事業という麻薬の大盤振る舞いを約束し圧勝した。

 「その麻薬代は国民自ら働いた金、金が尽きれば国民自ら借金し麻薬を買う
そして気が付けば、国の財政は火の車・・

 尤も、巨額の財政赤字は、共犯者の官僚と共に積み上げたものだが・・】



 東京新聞 2022年12月7日 07時56分
茨城県議選 注目選挙区ルポ(3)東海村 原発再稼働、真っ向対立
【茨城県東海村選挙区(定数一)では、自民党現職の下路健次郎(50)の無投票再選も取り沙汰されていたが、告示直前の十一月二十五日になって共産党新人の川崎篤子(69)が立候補を表明。村内に立地する日本原子力発電東海第二原発の再稼働の是非を巡り、論戦が繰り広げられている。

 下路は県議会の一般質問で原子力政策を積極的に取り上げるなど、原子力の活用をライフワークとしており、選挙戦でも東海第二の再稼働問題を重要争点に位置付ける。

 二〇二〇年に市民グループの直接請求を受けて県議会に上程された東海第二の再稼働の賛否を問う県民投票条例案が、自民などの不賛成で否決されたことにも言及。「住民投票に頼らず、この問題を判断していく。それが議員の仕事だ」と力を込めた。

 東海第二の一キロ圏内で暮らす川崎が県議選に挑戦するのは三度目。無投票になりかけていた告示一週間前、お膝元で何としても再稼働反対を掲げる候補者が必要だと、白羽の矢が立った。
 三日午前。スーパーマーケット前に選挙カーを止めた川崎は「再稼働ストップの一票を川崎篤子に」と呼びかけるとともに、反政権票の受け皿となるべく、岸田政権が進める防衛予算増額などを批判。消費税減税や最低賃金引き上げも主張した。

 原電は、東海第二の再稼働の前提となるテロ対策工事や防潮堤などの事故対策工事を二四年九月に完了予定。今回当選した県議の任期中に、県が再稼働の事前同意を求められる可能性もある。】