原子力ムラ政府の方針に従い環境(破壊省)は、放射能汚染の全国平準化を目指し?福島原発由来の除染土(8000ベクレル以下)を再利用という名目で、
道路や堤防、農地までも最終処分場とする悪魔的ミッションを実行中。
そのための実証実験を、所沢の環境省・環境調査研究所で行う。

被ばくして応援!?8000ベクレル<福島原発汚染土>公共工事に利用??
【そもそも、放射能まみれ?の特殊環境=原発内でさえ、原子炉等規制法で、
100ベクレル以上の放射能廃棄物は厳重に保管するよう規定されている。
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それを、一般人の低線量被ばくを前提に、その80倍・8000ベクレルまでの超危険物を、誰もが利用する道路などに利用?】

除染土を 農地に埋めて 「安全性問題ない」?? と 環境(破壊)省

南三陸でも・・原発事故由来、放射能《汚染牧草》 農地にすき込み処分?? 農水省が後押し

汚染土再利用「最終処分と同じだ」 福島住民に募る不安

本来なら、厳重に保管すべき放射性廃棄物・福島原発由来の除染土(8000ベクレル以下)を、私たちが毎日通る道路に捨てるなど有ってはならない事、
それを、環境を守るべき環境省が、率先して環境破壊に加担するとは?

このまま、原子力ムラ政府の暴挙を許していいのか?
選挙権をお持ちのすべての日本人に、自分事として真剣に考えていただきたい。


 東京新聞 2022年12月10日 11時00分
原発事故の除染土「後始末が家の目の前で…」 新宿御苑、所沢、つくばで福島県外再利用の計画浮上

【東京電力福島第一原発事故の後始末について重要な動きが出た。除染土再利用の実証事業を福島県外で初めて行う計画だ。県内で中間貯蔵する除染土を再利用で減らすというのが環境省の言い分で、16日に埼玉県所沢市内、21日に東京都新宿区内の事業について説明会が予定され、他地域でも実証事業が取り沙汰される。これらの地域で再利用が浮上したのはなぜか。汚染拡散につながる再利用を安易に進めていいのか。(特別報道部・岸本拓也、中山岳)

◆地元住民から困惑の声 市役所は前のめり
 所沢市にある西武新宿線の航空公園駅から10分ほど歩くと、防衛医科大学校に隣接する角地に見えてきた。除染土再利用の実証事業が計画される施設の一つ、環境調査研修所。大通りを挟んで西側には、住宅街が広がっていた。
 地元住民は今回の計画をどう受け止めているのか。
 「えっ、うちの目の前じゃないですか」。研修所の向かいに暮らす50代女性は困惑気味に声を上げた。「ニュースで、所沢で何か実験すると聞いた記憶はあるけど…。もう決定なんですか? 

◆住民説明会は50人限定 多くの住民が知らないまま
 除染土再利用の実証事業を巡っては、説明不足が目立っているようだ。
 環境省は今月16日夜に研修所内で住民説明会を開く予定。そこで事業の詳細が初めて明かされる。しかし参加者は近隣住民50人限定で、事前登録制。説明会の案内は市が担ったが、地域の掲示板28カ所に案内文を張っただけだ。

◆福島でも地元反発で頓挫 行き場をなくした除染土
 そもそもなぜ環境省は除染土再利用を試みるのか。
 福島県の中間貯蔵施設(双葉町、大熊町)は2015年から除染土の搬入が始まり、その量は約1400万立方メートルに上る見込みだ。政府は両町のために45年までに県外で最終処分するとしている。再利用で量を減らし、最終処分を進めやすくするというのが環境省の描く道筋だ。16年6月には1キロ当たり8000ベクレル以下の除染土を再利用する基準を示した。廃炉原発で出た資材の再利用基準(同100ベクレル)より相当緩い。

◆デスクメモ
 除染土は事故の原因者が後始末すべきだ。しかし環境省は再利用の名の下、各地に持ち込もうとする。事故前の基準は顧みず、かなりの汚染が残っても利用できる制度にし、野菜栽培の実証事業も行う。乱暴な話は首都圏に迫る。各紙は十分報じたか。W杯に気を取られる場合ではない。(榊)】一部抜粋