文章の「ねじれ」。 | ITコンサルが語る よりわかりやすい 情報処理技術者講座

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新居浜の現役ITコンサルタントが、
「情報処理技術者試験の合格」を目指す人にとって
役立つ情報、事例、コンテンツ、思考法 ・・・などなどを
のんびり綴ってゆきます。

よいよ

 3

も終わりに近づき、来月の試験
間近に迫ってきているため、
論文添削依頼も毎日、大量に
頂いております。



今まで、時間が取れずに論文に着手
できなかったものの、なんとか時間を
捻出して、論文を書いているという

 近況報告

と共に、論文を送付頂いた受講生の方も
いらっしゃいます。



そういった方も含め、今まで以上に
様々な方の書いた文章を拝見する中で
感じることは、かなりの頻度で

 文章のねじれが多い

ということです。



この文章のねじれ(ねじれ文)とは

 主語述語
 正しく対応していない文章


のことをいいます。



例えば、

 事業特性は、競合が多い

という文章は、主語(事業特性は)と
述語(多い)が

 正しく対応していない

ために、違和感がありますよね。正しくは

 事業特性は、競合が多いことである

になります。こうすることで、
主語(事業特性は)と
述語(多いことである)が
正しく対応した状態になります。



この文章のねじれがあると

 意味が伝わらない

という現象のほかにもう一つ

 重大な影響

を及ぼします。それは採点者に

 _φ( ̄▽ ̄;) この人の書く文書は
 気をつけて見なければいけないぞ ・・・




 身構えさせてしまう

ことです。こうなると、当然、

 論文の評価基準

 

による判定はシビアにもなりますし、

 グレーゾーン

の内容ですら

 ( ̄▽ ̄;) 限りなく ・・・

だと評価されてしまう可能性が
高くなるのです。



こうなると、良いことなど1つもないので
文章を書く際には

 文章のねじれ

には注意を払いたいものです。



文章のねじれを少なくすることは

 意識しながら文章を書く

という方法で実現することもできますが、
それ以上に効果があるのが、書いた文章を

 見直し

をすることなのです。ご自身の書いた
文章なので、見直すのに時間も、手間も
多くはかかりませんし、

 苦になるもの

でもないはずでしょう。ですから、その

 ひと手間

をかけてみて下さい。


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