消された詩 | NIGHT HAWK FLIGHT★彡

NIGHT HAWK FLIGHT★彡

テーマ別に見てもらえると
わかりやすいかもしれません

 NIGHT HAWK→自分の想い、日常
 RHODSE WALK→愛猫ローズの日記
 SONIC VEIL→音楽への想い
 時の消える時→詩集、BELAVIS
 THUNDERBOLT Ex→バンドのこと


今日は終戦記念日。正確に言うと「戦没者を追悼し平和を祈念する日」
自分は今、鳥居をくぐれる状態ではないので、今年は靖国参拝は控えました。

夜勤明け、砧公園で想いを込めてハーモニカを吹く…


この公園も戦中は軍の管轄だったわけで、ゆかりが無くもない。
日吉の慶応大学地下に現存する海軍司令部は有名ですが、自分の考えでは、この公園の地下には陸軍にまつわる「何か」があるとみています。

なにしろ砧公園から歩いて20分ほどの所に…


陸軍大将 東條英機が住んでいたのですから。


今日が近づくにつれ…ある曲を複音ハーモニカで練習していました。


『同期の桜』

軍歌なんですけどね

マイナー進行なんですけどね

軍歌の中でこの曲が一番好き。

つかこの曲は、現代においても通用する名曲だと思う。
短調の楽曲としても暗いだけじゃない「何か」を感じるんだよね。

べつに、国のために死ななくていい
靖国神社に行かなくてもいい

でもね…貴方の人生において

咲いた花なら 散るのは覚悟
なんじゃないの?

離れ離れに 散ろうとも
春の梢に 咲いて会おう

そう思って生きてないの?

と、自分は思う。


この曲には削られた四番がある


戦中の軍歌、兵士と国民を鼓舞する唄としてでしょう、この部分はカットされています。

軍事統制!こえー!
と、自分も最初はそう思いました。

でも…ここいらないかも

だってさ、これ言っちゃったらさ、同期の友が可哀想じゃん

大事な人を失って悲しいのは誰でも一緒なんだよ。
でもね、一番辛いのは自分じゃない

一番苦しんだのは「未だ還らぬ 一番機」だろ

この削られた四番は、あまりにも主観過ぎる。

ツイッターで呟くくらいにしとこ


大事な人を失ったことを受け止めるには時間がかかる…

自分はね「偶然」てこの世には無いと思ってる。
すべては「必然」だと…

戦争に英雄はいない

屍を乗り越えた先に、僕らの今日はある

僕らは どう生きる?



駅前の交番に、半旗が掲げられていた


今日は 大切な日


すべての英霊に 敬礼

春の梢に 咲いて会おう