そんなわけで初めての冷却CMOSカメラでの撮影。
空の状態は最悪でしたが、天頂付近にあり比較的写しやすい対象を選んでみました。
ヘルクレス座 M13 球状星団
VixenAX103S(D=103mm,f=850mm)
SV405CC (-5.0℃,gein510)+UHC filter
guide:SXD2+MGEN3
30sec×120 (total 60min)
Sharpcapにてライブスタック、ダーク・フラット補正
この季節、天の川が昇ってくるまでの「つなぎ」でよく撮影する対象ですね。
よく撮れてますがよく見ると星の周りにゴーストが出てしまってます。
おそらくUHCフィルターのせい?と思われます。
AX103Sはドローチューブ内にフィールドフラットナーレンズがあって、フィルターをはさむと光が乱反射してゴーストが出ると聞いたことがあって、なのでこれまで光害カットフィルターは一切使ってこなかったんです。
CMOSカメラでフィルターを外すと赤い星雲などが移りにくくなるものでしょうか??
一応光害が少ない場所を選んで撮影しているので、極力フィルターは使いたくないところ。。。
ガイドがうまくいっているのでライブスタックしたものを撮って出ししてますが、本来はちゃんと後日丁寧にスタックするのがどうやら良さそう。
このあたり以前のデジタル一眼レフでの撮影・処理と異なってくるので、勉強しなければなりません。
ちなみにこの画像はトリミングしているのですが、その理由が、
この謎の光(右)・・・
どうやらアンプグローという機材固有のノイズのようなものらしく、SV405CCにはこれが出る情報は購入前から知ってました。
で、、メーカーの説明によるとアンプグローを消す機能が搭載されてる、、、らしいのですが消えてない。
丁寧にダーク・フラット補正をしても残ってしまってて、これは致し方なくトリミングした次第です。
ダークフレームに問題があるのかな??対処法を教えてほしいです~
ちなみに、このあとアンタレスが昇ってきたので鏡筒をFMA135に換え、これまで幾度となくチャレンジして失敗してきた対象に無謀にもこの薄雲の中いどんでみましたが。。。
・・・こんなザマですわ。