ええ。昨夜は行けませんでしたよ。星空に嫌われた男。笑ってやってくだせえ。
今日は僕の夢についてひとつ。
僕の子供のころからの夢は、町の小児科の開業医になることでした。
その夢は今年めでたく叶ったわけですが。
小児科クリニックといっても、ただのありふれた医院ではなく、何か趣向をこらした、他には見られないようなある意味「奇抜な」クリニックを創りたかったんです。
何よりも子供たちが来て喜んでくれる、また来たいと思ってくれる、そんなクリニック。
病院というと子供たちにとっては恐怖の対象でしかなかった。それを覆してみたかったんです。
院内の内装にはとてもこだわりました。
子供たちが楽しめるものを満載して、病院と思えないような雰囲気作りに努めました。
ユニフォームもそうです。
僕が来ているのは白衣ではなく、シャツの上にユニクロのピンクのフリースをはおってます。どう見ても医者には見えません。
スタッフも、キャラクターの入ったやたら派手なアロハのようなユニフォームを着てます。
ハロウィンにはスタッフ全員かぶり物をして診療しました。
僕も含め、スタッフの「若さ」も前面に出しました。明るく元気にはつらつと振舞うように徹底させました。
自分の趣味でもある水槽を置き、「ミニミニ水族館」を作りました。
α波が出て気分をリラックスさせる効果のあるBGM「波の音」を常に流して、海をイメージしたクリニックに創り上げました。
そんなこんなで現在、当院の待合室で泣きわめく子供は、他に比べて少ないんじゃないかなって思います。
あるママから「今日はたいしたことない風邪なんですが、この子がどうしても来たがって・・・」と言われました。
僕にとって最高の賛辞でした。夢がひとつ叶った瞬間でしたね。
で、僕の次の夢!
それは、近所の子供たちを集めての「天体観測会」!!
もちろんそこには(まだ未使用の)僕の望遠鏡が活躍するはずです。
子供たちに宇宙への興味、望遠鏡のアイピースを覗くときの楽しさを知ってもらいたいんです。
(まだ当の僕がアイピースを覗いてませんが)
来年の夏休みに計画中です。