『堀江貴文氏 大阪講演 文字起こし』レポその1☻ | クラウドではたらく社長のアメブロ

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先日の7月18日に大阪イノベーションハブにて開催した、

堀江貴文氏 大阪講演「就活で勝ち組になる為に、エンジニアになろう!」文字起こしレポ第1弾ですビックリマーク

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堀江貴文氏 大阪講演 文字起こし
レポその1 質疑応答編~
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【質疑応答編】

質問者A

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「堀江さんが思う小学生や中学生に必要な教育ってなにが必要だと思いますか?」



堀江貴文(以下堀江)

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「教育ですか。なんだろう?なんか学校行くのが楽しくしてほしいっすね。(笑)なんかねつまんないこともけっこう多かったですよね。つまんなくて役に立たなかったこともけっこう多いなって今振り返ると思います。

逆になんでそうなっちゃうのかと言うと構造がそういう風になっていて、先生って大体10歳以上年上じゃないですか。やっぱり常識がどうしても10年前の常識になっちゃってるんですよね。その先生もどっかで学んで先生になっていてその先生って更に20年とか30年位年上だったりして結果として40年前とか50年前の知識で、そこの常識で教育がなされているっていう現状がある。それがすごいちぐはぐさを生んでいるっていうか、ような気が私はします。なので情報を是非アップデートしてほしいなと思いますけどやっぱり未来読むのはそれなりに用語をインプットしないと。未来を読むというのは正確には読むといことじゃなくて、実は現代なんですけど多くの人たちにとっては未来であって。それで情報っていうのは伝搬していって情報のアービトラージ、情報の差分ですね。差分の部分がけっこう競争力になってたりしてるんですけど。僕が知っている常識があって今こうなんだっていうのがあって、でもそれは多くの人たちにとっては常識でなかったり、これは言ってることよく分かんないっていう話だったのかもしれないけど10年後には当たり前になってくるていうことってけっこうあると思うんです。それが未来と過去、未来を見るっていうことは情報たくさん集めて分析して今こうなる、今こうあるべきだみたいな状況を感じる、それが周りに伝搬してきて実際に本当にマジョリティな世の中がそういう風になっていく、そういう流れなんじゃにかなと。しみ込んでいくみたいな感じだと思うんですけど。
それを先生なんだから先生はインフルエンサーであるべきだし、先を見通す能力っていうのはあるべきなんじゃないかと僕は痛感していて。なんでそういう風に思うのかというと僕は中学校入学した時はけっこう成績よかったんですね。割とトップクラスの地元の塾みたいなところでもずっとトップクラスで、その後受験して楽勝で通って私立の中学に入ったんで成績本当はトップクラスであるべきだったんですけどパソコンにはまちゃって。中1中2くらいの時にはまっちゃったんですけどそれでプログラミングとか覚えたんですけどそれがやっぱり成績を下げてたんですね。数学の点数なんか下がりまくって大変だったんですけど、それですごい怒られてましたね、なんか。」



宮本太司(以下宮本)

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「親戚のお兄さんの影響でパソコンをされたんですよね。」


堀江「いやいや。それはちょっと違うんですけど、親戚の従兄弟ですね。従兄弟の人はまあ一回パソコンさわらせてもらったっていうだけなんですけど、その人の影響っていうよりはちょっとまた別の人なんですけど。
まーでもパソコン始めてやっぱおもしろくてはまって、プログラミングおもしろくてはまっちゃったんですけどそれはやっぱりうちの親とか先生とかはもう"なんでそんなことに時間使って成績下げてんだこの野郎"みたいな最低な行為だと思われていたんですけど今の自分があるのはあそこでめけずにプログラミングをやって成績が下がったおかげじゃないのかなと思ってるんですね。(笑)

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でもたぶんみなさんもそう思われてると思うんですけどあそこで親の言うことに素直に従ってパソコン辞めてたら今の自分は絶対なかったと思うし、親の言うこと聞いてたらそれは絶対に間違った選択だったと思うんですよ。僕はそこはね親に反抗したくてやってたんじゃなくて僕は単純に楽しくてやってたんですね。もうなんていうの無上に楽しいみたいな、なんて幸せなんだと思いながらやってたんでそういうのがやっぱり教育なのかな。

教育っていうとなんか上から押し付けるっていうかみたいなイメージがあるんですけど、僕なんか今まで教育されてよかったことってあんまりなくて、道を切り開いてもらったとかそういう経験ってあんまりなくて、なんだろう得意なこととか好きなことがあってそれを勝手に掘り下げていって、でも以外と妨害とかもされつつ今に至るみたいな感じ。たまーに何か応援してくれる人もいるんですけどその人に教育されたか?っていうとそれもまたちょっと違う。

子供達が今何に興味を持っていて何にはまっているのか?っていうところを煽ってやるみたいなことが重要じゃないのかなと。

お前そんなにプログラミング好きなの!?じゃー例えば今はみなさんご存知ないと思うんですけど当時そういうので最先端の会社でアスキーっていう会社があったんですね。その会社とかを紹介してくれてアスキーでバイトとかしてたら最高だったでしょうね。そしたらもっともっと早くに会社とか作っておもしろいことやってたかもしれない。
だけどそれはそうはならなかったわけですよ。」


宮本「当時の時代でってことですか?」


堀江「そうなんだけどじゃーそれが当時の時代で不可能だったかというと可能だったと思うんですね。そこに介在する大人が1人か2人いれば絶対それは可能だったと思う。”お前それさすげー才能あるからさそんなに好きなんだったらもう東京の中学校に転校してアスキーでバイトしたらいいじゃん”とかって言ってくれる人がいたら行ってましたねたぶん。だけどそうはならなかった。そこは多分いろんな子達がいてそういう才能とか自分の伸ばしたいものって持ってると思うんですね。なんだかのものを。でこれだけ多様化する時代なんで才能とかも多様化している。もちろんなんでもできるオールマイティのやつっていると思うんだけど、だけどおもしろいのはやっぱり人間なんで時間は誰にでも平等で。もちろん時間を有効に使う方法ってあるんです、だけどそれも限界があるんで。誰にしてもチャンスがあるんですね。だからうまいことその人の持っている興味とか伸ばしてあげるとけっこうみんな成功するんじゃないかな、そこを見極めてあげるような仕組みが必要ですよね。それを今親とか先生とかにやれって言ってもそもそもそういう風なマインドセットになってないんで無理なんじゃないかなと。」


宮本「そうですね。やっぱり一度変わらないと難しいかも。逆にRainbowAppsスクールの事例でいくとこの前の日曜日に無料体験講座というのを行っているんですね。でもう中学生が夏休みに入っているんでお母さんが夏休みの研究の課題で息子があまりにもパズドラばかりやっているので一度どういう風に作っているのか親子で体験しにきましたと。そういう面では先生より親の方が敏感になっているのかなと思いました。」


堀江「パズドラにはまっている子供にパズドラを作らせるっていう。そういうのいいですね。」


宮本「ゲームをきっかけにチャンスを掴むという。今情報もいっぱいあるので。水野さんのスクール(Life is Tech)であればキッズのみなさんが夏休みのキャンプなどに殺到されているんで民間から変わっていくんじゃないかなと感じております。」




質問者B(以下B)

「今インターネットがどんどん進んでいってネット広告やメルマガが配信されて便利になる一方インターネットに使われるっていう人間も増えてくると思うんですけど能動から受動になっていってしまって街のショップとかがどんどん無くなっていってしまって。インターネットが便利になる一方で悪い方向にも進んでいってしまうんじゃないかと考えてるんですけどインターネットの今後進むべき道っていうのはどうなんでしょうか?」


堀江「悪い方向っていうのは何なんですか?」


B「ちゃんと使える人もいればインターネットによって外に出なくなってしまうっていう人もいると思うんです。」


堀江「外に出なかったら何かまずいんですか?」


B「いやまずくないですけど街のショップとか潰れてしまうんじゃないかなって思います。」


堀江「インターネットと街のショップが潰れることの相関関係ってあるんですかね?」


B「インターネットばっかり使ってると地元のショップが潰れちゃうんじゃないかなと考えてるんです。」


堀江「そこ相関関係ないと思うんです。」


B「自分はちゃんと使えるほうになりたいなと思ってます。」



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堀江「いやちゃんと使えるっていうか、なんて言うかなそこちゃんと考えてみてくださいよ。インターネットと街のショップの関係みたいなものを。本当になくなるのか?なくならないのか?じゃーなくなることが悪なのか正しいことじゃないのか?とか。そういったことも僕は多面的に考えて議論すべきなんじゃないかなと思うんですけど。インターネットっていうのはツールでしかないんでそれに対して問題意識を考えるっていうのは僕は逆に言うとけっこういろんな人たちが新しく出てきた技術に対してネガティブなこという人ってけっこう多いです。だけど技術ってやっぱり一回人類が習得した技術って記憶を消す以外に忘れ去られることってないわけで。記憶って言ってもそれは世界中にいる70億人の記憶全部消すのかとかあるいは他の記憶の媒体には残ってる。紙の本にも残ってるしハードディスクの中に残ってるかもしれないしそれを捨て去ることってできないわけですね。新しく発明されたテクノロジーっていうのは永遠に残るわけです。永遠に残るあるいは引き継がれていくわけです、人類が生きてる限りは。っていうことはそれはあること前提で世の中は設計していかないといけなくてそれに使われるとか使われないとかじゃなくて、インターネットってあるんだ、そこにあるんだ。そこにいかにその波に乗っていくのかということを考えることは建設的だと僕は考えるんです。それを前提にみんなが楽しくなるにはどうしたらいいんだっていうことを考えなきゃいけなくて、そこに街のショップがどうのこうのという話を持ってくるのが僕はおかしいなと思うんです。そもそも街にショップがなければいけないのかっていうところから話が始まるわけです。既存の街のショップが潰れるっていうのがネガティブなことだって考えてるからそう思うわけであって、インターネットの時代にどういう風に変わっていくのが自然なのかっていうのを考えていったらじゃー街のショップはないほうがいいよねみたいな話になるんだったら辞めちゃえばいいんですよ。僕は全てのものを保存しなきゃいけない、変わらないままで保持しなければいけないっていう風な考え方って不自然だと思うんですね。自然って変わるのが自然なんで。自然に逆らってるのが人間なんですね、むしろどっちかっていうと。ずっと変わらない価値があるみたいな話をしてそれが重要なことだと思い込んでる人もいますけどそれって自然じゃないからやっぱどっかで無理がくるんです。そうならないようにした方がいいんじゃないかなと私は思います。すでにあるもの、これは前提としてあるものなんだから前提として社会を再設計していく、という風に考えられたほうがいいのかなと。」


宮本「僕が前半喋っていたように産業がひっくり返るっていうことを言ってましたが正にインターネットとソフトウェアで。例えば僕らが小さい頃は写真を現像する写真屋さんがあったと思うんですね。学生の皆さんもまだ記憶にあると思うんですけど今もうどこにもないですね。30枚現像するのに3000円5000円とかかかってましてけど今はもうアプリでできます。」


堀江「デジカメのプリントサービスがありますね。」


宮本「そうですね。シフトしていっている。写真屋さんもどんどんシフトしていってますね。」


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堀江「そうそう。富士フィルムとコダックでいう会社があって昔特許訴訟でバチバチやってたんですけど、コダックは潰れて富士フィルムは今けっこうイケイケだっていうのはけっこうおもしろい話で。富士フィルムはけっこう早い段階からデジカメ事業にシフトしていっててフィルム事業を縮小させていってたんですね。今は化粧品なんか作っちゃったりしてて、フィルムの技術フィルムの化学薬品などを使ったりするわけですけどそういったところのテクノロジーから派生して化学薬品から化粧品作ったりだとか、そこで新規事業やったりだとか、日本ではゼロックスっていう会社と合弁やってたんだけど100%子会社化してプリンターをオフィスに置いたりとかっていうソリューション事業から派生して企業のソリューションを全て提供するような事業をやったり、デジカメ、ソリューションあと化粧品みたいな新規事業など事業ポートフォリオを完全に変えちゃったんですね。自然なのはそこなんですよ。フィルムの会社だからずっとフィルムをやり続けなくちゃいけない、俺が美しいんだと思ってると時代から取り残されてすごい不自然なもがき方をして最後醜く散っていくみたいな、コダックなんかはそうなっちゃったわけだけど。割と見てて僕の有料のメールマガジンやってるんですけど、そこでそういう相談ってくるんですよ。”辞めちゃえば”って大体言ってたんですけど、最近質問のやり方変わってきて”辞めちゃえばは無しでお願いします”みたいな(笑)えーみたいな。


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”早く辞めたほうがいいよ”とか。

いかに変わらないということにこだわる人が多いかというころです。」




レポその2へつづく


【大阪講演出演者プロフィール】
堀江貴文
SNS株式会社 ファウンダー
ライブドア元代表取締役社長。東京大学在学中、ライブドアの前身「オン・ザ・エッヂ」を設立。2004年に社名を「ライブドア」に変更、旧近鉄バッファローズの買収を表明して脚光を浴びる。2005年、ニッポン放送の筆頭株主となり、グループ会社のフジテレビと騒動に。2006年、証券取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕され、2007年に懲役2年6月の実刑判決。2011年、最高裁が上告を棄却。同年6月20日に収監。
2013年3月27日に仮釈放。現在は自身が手掛けるロケットエンジン開発を中心に幅広い活躍をみせる。
メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」の読者は1万人を越える。
http://ch.nicovideo.jp/horiemon/blomaga
著書 「拝金」「刑務所なう。」「0311 再起動」など
Twitterアカウント:@takapon_jp



金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?




就職しない生き方 ネットで「好き」を仕事にする10人の方法



Tehu
肩書き:クリエイター・パーソナリティー
現在、灘高校3年生。中学生の時に、iPhoneアプリ開発を始め、累計180万ダウンロードという大ヒットアプリ「健康計算機」をリリースし、マスコミに取り上げられる。現在は開発・デザイン・映像制作など、マルチクリエイターとして、テレビ・ラジオ・講演執筆や、大人気インターネット生放送番組の企画/出演など、多岐に渡って活動。
公式Blog:http://blog.allnightnihon.com
公式Twitter:https://twitter.com/tehutehuapple

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スーパーIT高校生"Tehu"と考える 創造力のつくり方


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学生無料【堀江貴文 × 小飼弾 8月4日東京講演】
「就活・転職で勝ち組になるためにエンジニアになろう!」
このふたりがいた時代のライブドアは、(問題はあったかもしれないが)
技術、ビジネス、金融駆使して突出した企業だった。
http://school.rainbowapps.com/event/horie/
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■ 堀江貴文氏 大阪講演「就活で勝ち組になる為に、エンジニアになろう!」
<主 催>RainbowAppsスクール大阪
http://school.rainbowapps.com/osaka
<共 催>大阪市都市計画局(大阪イノベーションハブ)
http://www.innovation-osaka.jp/ja/
<運 営>LINE-UP株式会社
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<スポンサー>
ChatWork Academy 株式会社 / OneWorld 株式会社 / 中央会計 株式会社 / 株式会社 FIRST STEP
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