重度腰痛 | 重光貴弘のブログ

重光貴弘のブログ

ブログの説明を入力します。

恋するロコモ731

男女差がみられる重度腰痛の
リスク因子とは?

臨床研究では矢状面立位姿勢が、
疼痛やQOL低下と関連することが示されている

しかし、
一般成人ではどうだろうか
ポルトガル・ポルト大学のFabio Araujo氏らの報告

男性では矢状面立位姿勢とQOLは一貫して関連がなく、
女性ではいくつかのパラメータが重篤な腰痛に関与している可能性があることを明らかにした

・男性では、骨盤傾斜角(pelvic-tilt:PT)/骨盤形態角(pelvic-incidence:PI)比のみで、腰痛の重症度で違いが認められた。
・女性では、PI高値ならびに仙骨傾斜角(sacral slope)が高値の場合、それらが中等度の女性に比べ腰痛が重度となるリスクが高かった。調整オッズ比(95%信頼区間)は、それぞれ2.21(1.24~3.97)、2.15(1.21~3.86)であった。
・また女性では、矢状面垂直軸について、高値群は低値群より身体的QOLスコアが8.8低く最も大きな差を認めた。

『一般成人における非特異的筋骨格症状の原因をスクリーニングするツールとして、矢状面立位姿勢パラメータの有用性は限られているようだ』
Araujo F, et al. Spine (Phila Pa 1976). 2014 Apr 11.



ALTA 最期まで 自分らしく 美しく生きる
Asia Locomotion Training Association
一般社団法人
アジアロコモーショントレーニング協会の最新情報はホームページから♪
http://www.jp-alta.com