滑り手自身の体重を乗せることを言います
↑加重抜重
風呂上がりに体重計に乗るのと一緒ですね
加重する事によって板に重さが加わり、
たわむ であるとか ずれる と言った
運動を起こす事が出来るのです
別名 荷重 とも書きますが 荷重とは
荷物の重さ と言う意味ですから
「荷重を加える」若しくは
「荷重を乗せる」と使います
加重を加える だと
頭痛が痛いのと同じになってしまいますね
ややこしいので 荷重 は
「にじゅう」「にもつじゅう」
「草冠のかじゅう」
加重 は
「くわえじゅう」「くわえるじゅう」
「加重抜重のかじゅう」
と言ったりします
①外スキーをコントロールする 外足加重
②両足均等に乗った センター加重
③内足に乗った 内足加重
の3種類があります
人間の重心はおヘソのちょい下の
内部辺りにありますので
先生方に 外足加重! と言われたら
腰そのものか骨盤か おヘソ辺りを意識して
外足の上に移動してみると良いでしょう
シーソーと同じで 低い方が重いので
コツとしては重くしたい方の足を曲げます
他に 体重を掛ける 重くする 重心を移動させる
単に 乗る 乗せる とも言います
「抜重」とはその逆で
スキー板から自身の体重を抜く事を言います
体重計の上で瞬間的に伸びをするか
ジャンプするようなものですね
他に 抜く 軽くする 浮かせる とも言います
コツとしては加重の逆で
軽くしたい方の足を伸ばします
ジャンプターンや ステップターン
シュテムターンなど
交互操作系で必要になる動きです
板を走らせる だとか コブを避ける
と言った時にも使えますので
今体重がどの辺に掛かっているのか
感じられるようになると
更に板を操作し易くなるでしょう( ´ ▽ ` )ノ
↑加重抜重
次回は10「プルークファーレン」
「プルークボーゲン」です
かぐらスキー場
田代スキー・スノーボードスクール 高波