スキー用語 10「プルークファーレン」「プルークボーゲン」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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ではここで「プルーク」の説明に入ります

※プルークとは 鋤 と言う意味のドイツ語


普通 鋤 と言うとパスタを食べるフォークの
でかいのが思い浮かびますが

ここでは飼葉を捌く
牡牛の角のような二本刃のものを
イメージしてもらうと良いでしょう

さすまたのような感じですね



 日本語では ハの字 又は 八の字
と呼ばれています

トップをくっ付けておきながら 
テールだけを開くと 板が三角形に位置し、
抵抗が増えるので 制動を掛ける事ができます



この ハの字 のまま直滑降することを
「プルークファーレン」と言います

※ファーレンとは 進む と言う意味のドイツ語

普通の直滑降よりゆっくりと
斜面を降りることが出来ます

直滑降は用語5を参照下さい



初心者レッスンで直滑降をやった後は 
このプルークファーレンに進みます

細い三角形ほどスピードが出、
大きい三角形ほどスピードが落ちます

別名 三角 ピザ おにぎり 全制動


↑プルークファーレン



それができたら「プルークボーゲン」です
いわゆる一般的に ボーゲン 
と呼ばれているものです

別名 全制動回転

ファーレンでセンターにあった重心を
外足の上に移動させることにより
板をずらし、ターンする方法です

※ボーゲンとは 弓・曲線 と言う意味のドイツ語


ここで覚えた外足の動きや体の傾きは
上達してパラレルターンになっても
共通します

上級者であってもまたプルークボーゲンを
練習することで ターンの基本の形が
確認できますよ♫(^∇^)


↑プルークボーゲン


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次回は11「シュテムファーレン」
「シュテムボーゲン」です

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