スキー用語 13「片プルーク」「サイドスライド」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

スキーと登山 髙波太一ブログ

山とスキーのいろいろ

続く「シュテムターン」に及ぶ前に
やっておくといいのが
「片プルーク」です

普通 プルーク というと正三角形または
二等辺三角形の形に開く 両開き を指しますが

特に「片プルーク」と銘打った場合は 
直角三角形 のような形に開く
 片開き になります




算数の時間の三角定規を思い出して下さいね



別名 レの字 斜行プルーク 片制動
略称 片プル


それぞれ
レの字直滑降
直滑降からレの字開き出し
レの字斜滑降
斜滑降からレの字開き出し

と言うメニューがあります



やり方は
開きたい方の足の内クルブシを意識して
テールだけで
表面の雪を押しどかすようにします
すると抵抗が生まれて
スピードが落ちるわけです


この片プルークができると スピードを殺してから
落ち着いてターンに入れますので
斜度のあるゲレンデでの
シュテムターンがやりやすくなります



練習には開いたり閉じたりしながら
直滑降 斜滑降を行う
片シュテムも有効ですょ




↑①片プルーク





応用編で「サイドスライド」と言うものが
あります

これは片方のエッジを立て、
もう一方のエッジを外し、
フォールラインに向かって
ギザギザに片プルークを連続する

と言うものです




やり方は
エッジを外したい方の足を
ガニ股にして 板をフラットにするようにします
するとエッジを外した板の方向に
片プルークの状態で滑っていくことが
できる と言うものです


パトロールなどを目指している方は
ボート引きの際 非常に多用する動きですので
練習しておくと良いでしょう(^_-)-☆



↑②サイドスライド


{EE82F142-1A1C-4A20-ADD7-3AB3F1C434F9:01}


次回は14「山足」「谷足」です

かぐらスキー場
田代スキー・スノーボードスクール 高波