スキー用語 14「山足」「谷足」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

まず 山 とは 山側 とも言いますが
斜面上方の事を指します
山の頂の方 と言う意味です

一方 谷 とは 谷側 とも言いますが
斜面下方の事を指します
谷底の方 と言う意味です



斜滑降をよく見ると 二本の足のうち
斜面の山の方に位置する足と
谷の方に位置する足に分かれる事が分かります

この時 山の方にある足 を「山足」
谷の方にある足 を「谷足」と呼ぶのです



↑①山足



↑②谷足




ターンの時 足をこのように呼ぶ場合
「内足」「外足」ターンとは 捉え方が
90度変わってきます


つまり下図のようにCの字ではなく
S字の連続と言うような考え方です


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右ターンが終わり左谷足 右山足斜滑降で進み
端まで来たら左ターンに入り 谷回りの後
体と板がフォールラインに向いた時点で
山 谷 が切り替わります


続いて左ターンが終わり右谷足 左山足斜滑降
で進んだ後右ターンに入ると同様に
フォールラインに向いた時点で 山 谷 が
切り替わるのです

このようにしてS字が続いていく
と考えます




より瞬間的に分かりやすく
 上の足 下の足 と言う事もあります




この 山 谷 右 左 内 外 上 下
はターン状況の切り取り方によって
明確であったりごっちゃであったりするので

分からなくなったら遠慮せず先生方に
質問して下さいね(^_-)-☆




「右ターン時左外足が踏めてないので 一つ前の
右谷足斜滑降の時点から山足に加重して
右ターンに入ってみて下さい
逆です!逆!その右ターンの入りで上の足に
乗って!次のターンの外足ですよ!」




と言われてもどっちがどっちだか分かるように
したいものですね

次回は15「シュテムターン」です

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