続きです☆
外傾姿勢ができ、谷足にしっかりと
乗れている状態でスピードが上がっていくと
遠心力が大きくなり、
それに対抗する形で現れて来るのが
「内傾」の状態です
スキー雑誌の表紙などで
見た方もいらっしゃるでしょう
バイクレースなどでも見ることが出来ます
見た目上 体がターン内側に
大きく傾いた状態になりますが、
あくまで加重は外足です
注目するのは両肩を結んだラインの角度です
これが斜面と平行に保たれていれば
適度な内傾角であるといえます
この時外肩が上がっていると
下に記述する「内倒」の状態になります
ターン中 外傾姿勢がキープできずに
体が山側(内側)に倒れて
外肩が上がり、
内足が重くなり 板がシェーレンしている状態
このことを「内倒」といいます
※シェーレンとは ハサミ を意味するドイツ語
プルークの逆で板がVの字になること
この姿勢のまま雪の塊などに突っ込むと
軽い外足が雪に取られて転倒の恐れも
ありますので
事故防止の観点からも きちんと
外傾姿勢を取り、外足を重くしたターンを
モノにしたいですね(^_-)-☆
次回は23「ストック」「ストックワーク」です
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