スキー用語23-3「ストック」「ストックワーク」続きの続き | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

続きの続きです

素振りである程度感じを掴んだら
次はターン中のストックワーク

はじめ低速の時は
ストックをしっかり雪に刺し、支えにして
パラレルターンをします
コンパスの針のイメージです

これによって
内足が担っていたつっかえ棒の役割を 
ストックが代わりをするようになります

ストックはプルークやシュテムでは
一切必要ありませんが
パラレルになるに当たって 初めて必要になり、
以降 なくてはならなくなります

ですので、初級の早い段階から
ストックワークの練習も始めると
パラレルになってからの苦労が減ります



中~高速では更に遠心力が
代わりを果たすので
無くてもスノーボーダーのように
筋力でバランスを取りながら
ターン出来ますが、
いざバランスを崩した際に 
やはりあって良かったとなります
特にコブのリカバーで活躍します


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突く位置は体から1mほど離した
フォールラインです

突く強さは やはりスピードに寄って変わり、
低速ではしっかりと
高速では触る程度になります



コブのストックワークは56にて後述します


2で述べた内足 外足と同様のタイミングで
切り替わり、
内ストック 外ストックと呼び分けます




コブシが移動しているだけで
肝心の石突きが出ていなかったり
ずっと止まっていて ターンの終わりに
ようやく出てくるなどの
ミスパターンがよくありますので
レッスン中に先生にビデオを撮ってもらって
確認しましょう
上達への早道の一つは 客観視 ですょ♩^o^


部屋の中で姿見を見ながら練習するのも
有効です


次回は24「前傾」「後傾」です

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