ターンとは 回転や向きを変えること
を意味する英語です
スキー運動の中で最も楽しいのは
直滑降であるのに
何故わざわざターンしなければ
ならないのでしょうか
私なりに考えてみるに
例えば3時間かけてピークに立ったとして
そこから大斜面を直滑降するわけですが
それではアッという間に斜面が終わってしまい
また登りっ返し、、
となりますね
その斜面をターンしながら降りれば
直滑降よりも長い時間斜面にいられるわけです
3時間登った甲斐があるというものです
これがターンを練習する動機と私は思います
日本語では 回転
古く クリスチャニアや
シュブングと言いましたが
意味は「ターン」と同じです
ボーゲンも似た意味ですが
比較的低速の 制動の為のターンが特に
ボーゲンと呼ばれていますので
ボーゲンもターンの一部であると言えます
さて、ターンは大きさによって
呼び名が違います
①ゲレンデの端から端まで
雄大で大きくターンするのが 大回り
リズムはイチ、ニィ、サーン
ロングターン 単にロングとも言います
↑①大回り
②それよりややリズムが早まり、
ターン弧が小さくなるのが 中回り
リズムはイチ、ニィー
ミドルターン 単にミドルとも
↑②中回り
③もっと細かく素早くなったものが 小回り
リズムはイチ!二!
ショートターン 単にショートとも
↑③小回り
他に、弧の深さによっての分け方もあります
④あまり捻らない浅回り
⑤ほどよい円い弧
⑥深回し
深回しは かなり意識的に行う運動なので
深回りでなく 深回しといった方が
しっくり来ます
捻りについては次回 解説します
様々な大きさのターンを使い分けて
長くスキーを楽しみましょう☆
次回は26「回旋」です
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