スキー用語26「回旋」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

回旋とか捻りとか言う言葉を
レッスン中によく聞きますが
何のことでしょうか



「回旋」とは 足首を捻って
スキーの向きを変える
操作の事を指します



単に 捻り 捻る又はねじり ねじる
 こねくる こねくり回す とも言いますし、
カカトを捻ると言う表現もあります


生徒さんにやってもらいたい事としては
全て同じ事を指しています






実はターンというのは
加重しただけでは不十分です


確かに外傾姿勢を取り、外足に腰が乗ると
板がフラットに近くなり
ターンが出来ますが、
これはターンの初歩に過ぎません


より自分の意思でスキーの向きを
決めていくには
「回旋」の操作が必要なのです


これは自転車に例えるならハンドルを
切るのと同じ事と言えます


外傾姿勢を取り、外足に腰が乗り
板がフラットになった上で
足首を捻ります

こうすることで
より自分の好きに 浅くも深くも
ターンを描いていけるようになります

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この時 準備作業として
板をフラットにする事が重要です

角が立っている状態では
回旋操作は上手くいきません

角付けについては次回解説します


急がないで良いので
緩斜面で一つ一つの操作を整理しながら行うと
深回しが出来るようになりますので
やってみて下さい(^_^)☆



↑回旋




次回は27「角付け」です

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