スキー用語38「腰が外れる」「腰が乗る」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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腰に関する用語は多くありますが
それだけ多くの先生が
腰の位置の矯正に心を砕いて
来た証拠でしょう




「腰が外れる」とは
頭と板の位置に対して
 腰だけがターン内側に入った状態の事を
言います

斜面が怖かったり
過度な外傾により なります

カービングの板はアールが付いていて
くびれているので 腰を外すだけでも
ターンになります

とはいえ 腰の外れたターンは
板に重さが乗っていないので
凹凸に飛ばされたり 重い雪に
足を取られたりしてしまいます

自覚症状があまりないので
アドバイスに於いて「腰が外れてるぞ!」
と使われる事が多いです




「腰が乗る」とは
頭と板の間に腰が収まり、
ターン内側にも外側にも
行き過ぎていない状態の事を言います

このようにすると 板に体重が乗り、
凹凸を乗り越えたり 重い雪を踏み潰して
進む事ができるようになります

同じく「腰が乗ってるね!」
と使われる事が多いです

特に外傾をやり過ぎると腰が外れるので
くの字ではなく 弓なりをイメージして
フォームを研究してみて下さい^o^

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次回は39「腰が引ける」「腰が入る」です

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