今年は4年に1度の閏年(うるうどし)ということで、今日2月29日は「うるう日」です。
だからどうした?
と言われてしまうと元も子もないのですが…
実は昔から、うるう年に「お墓を建ててはいけない」という言い伝えがあるのをご存知ですか?
江戸時代までは旧暦で、うるう年は今と違って1か月も長かったそうです。
すると、うるう年の年は1年が13か月になってしまいます。
当時のお給料は年俸制だったので、通常12か月分の給料で13か月を過ごさなくてはならず、うるう年には大きな買い物を避けて節約しましょうということから、このような言い伝えが広まったとのこと。
この言い伝えが時代と共に少しずつ変換されて、現在では、うるう年には「車や家など大きな買い物をしてはいけない」というウワサが流れているらしいです。
(私はこの前モデルハウスに来場されたお客様をご案内していた時に初めて聞きました)
ただ、先程書いたように、江戸時代のような旧暦で1年が1か月も伸びるなら問題ですが、現在の太陽暦ではたったの1日多いだけです。
お給料が月給制でも年俸制でも、1日増えたくらいじゃ、そんなに出費が増える訳ありませんよね。
ということで、うるう年に「車や家など大きな買い物をしてはいけない」というのは、全く意味のない迷信ということになります。
もし、不安に思っていた方がいらっしゃればご安心ください。
高田