O-cle 037 JCF推奨マーク付きヘルメット

自転車競技に参加するときに、たまにＪＣＦ公認ヘルメットが必須とかあります。

こちら、JCFの規格満たした安全性能があるヘルメットを使用してもらうことで、レース中に発生する事故を最小限にしようというものなんですが・・・。
公認シールは国内販売のものに限られます。まあ製造年とかのチェックもあるみたいなので国内販売会社の協力が無いと、決め細やかな対応が難しかったりするのでしょう。

まあ実業団レースとかがほとんどなので、あしたくのようにぼちぼち楽しんでいる人には関係ないと思って、昨年Wiggleでのメットを購入していました。

ところが、今年参加するイベントでJCF公認メット必要というのがあるので、悩んだあげく・・・

【O-cle 037（左側）】

格安ヘルメット購入しました。O-cle 037　JCF推奨マーク付き超軽量ジャパンフィットというものです。200g程度のメットで、送料込み3300円という代物です。

ちなみに右奥がCASK -K10 Dieci 280g程度のメットで、Wiggleで昨年購入時は送料込み17404円。海外で購入したのでＪＣＦシールが無いです。

で、今回購入メットには念願のＪＣＦシールが・・・

【燦然と輝くＪＣＦ　RECOMENDED 2013のマーク】

ブログに載せるべく実走した後に、スペック確認を行いますが・・・
ＪＣＦでは公認（APPROVED）と推奨(RECOMENDED)があり、レースでは公認ヘルメットを使用しなければいけない。（推奨メットはレースでの使用は認められない）

ああ・・・。このシールは推奨マークですね・・・。
レースには使えないのね・・・。
いや、確かに購入するときもＪＣＦ推奨って書いてたね・・・・。
張り切って色々写真撮ってみたのに・・・。

【乗車イメージの写真とか撮ってみたのに・・・】

折角なのでメットの紹介は最後までしておきます。

【メット前側断面比較】

左はCASK、右はO-cle。CASKは赤いプラスチックで隠していますが、どちらも発泡スチロールが入っています。
O-cleの方が発泡スチロールは柔らかめで、分厚いです。
衝撃吸収エネルギーは（剛性）×（変形距離）で求まるので、硬くて薄いCASKと柔らかくて厚いO-cleは、同一試験をクリアしたのであれば、どちらも同等の衝撃吸収力があるかと思います。
ただし、素材が柔らかすぎると、少しの力で永久変形してしまい肝心な時に機能を発揮できない可能性があるため、販売開始時の機能が同一の場合は、O-cleの方が劣化が早い可能性があります。

【あご紐留め具】

留め具部分は少し安っぽいですね。でも７年前に購入した１万数千円のメットもこんな感じだったと思います。

【アジャスター】

ヘルメット後ろのアジャスターはかなり安っぽいです。リフレクターでもないので、どうせならこの部分も全て黒でも良かったと思います。

被った時の外観ですが、緩衝材の厚さの影響で、O-cleの方が一回り大きく見えます。
あとデザインの違いですが、なんとなくオフロードっぽい感じがあります。
と、書くとあまり良く無さそうですが、あしたくのように顔が大きい場合、メットもある程度大きい方が、顔が小さく見えるかもしれません。まあ、この辺りは実際に被ってみての好みかと。

実走してみると、全く違和感感じませんでした。
サイクルキャップを下に被っているので、ベンチレーションとかはよく分かりませんでしたが、これはありだと思いました。

ということで、自転車イベントのレギュレーションとか、パーツのブランドとかこだわらない方であれば、一考の価値があるメットだと思います。


ただし、あしたくのように自転車イベントのレギュレーションのために購入する方はは間違えて購入しないようにして下さい。

だいたいJCF公認ヘルメットのところで公認ヘルメットのように書いてあるのが紛らわしい。
何回かＪＣＦの説明読んでみたが、ヘルメットの試験（加速劣化処理した後に50kgの重りを1mの高さから落として伝わる衝撃が許容値以下かどうか）が公認と推奨の両方に行われているかが良く分からない。
仮に両方試験しているのであれば公認と推奨の違い分からないし、公認にしか試験していないのであれば、推奨はＳＧかＣＥマークあればＪＣＦはメーカーからお金もらうだけでシール配布していることになるだけど、それならばシールの意味は？

【『ＪＣＦ公認』ではないメットたち】

まあメットに限らず、世間は色々あるので購入するときは良く調べてから購入した方が良いです。こういうときはネットではなく、自転車屋の主人と会話しながら購入した方が良いのでしょうね。

でも折角なので、”ＪＣＦ公認”の格安メットを購入して試してみようかな。