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私が中長期投資を推奨する理由
現在デイトレード(年間1200回以上の取引)をする投資家の数は全投資家の50%にも上るといわれている
株式投資のイメージといえば、パソコンの画面に張り付きっぱなしで株価の上がった下がったで売り買いをする、ギャンブル的で運が良ければ莫大な富を築ける、というデイトレードのイメージが先行しすぎている
IT化により株式市場は劇的に変わった
株式取引がしやすくなるのと同時に「株主の短期化」も一気に進んだ
90年代、2年を超えた株式保有期間は2012年には1年にも縮まった。海外投資家に限って言えば0.2年との試算もある
しかしデイトレーダーが増えることは株式市場の混乱を招くだろう
それは減益ならば売りが増え、増益ならば買いが増えるという期待値が先行した売買行動である
デイトレーダーが問題なのは会社の財務諸表も見ずに上がった下がったで売り買いを連発することが問題なのだ(むしろデイトレーダーは財務諸表を見る必要がないが)
企業である以上、5年、10年と長いスパンで経営戦略を立て経営をしていかなければならない
そのためには先行投資も重要で、それによる減益もあるだろう
攻めの減益なのに売り注文が増え、株価が下がることがよくある
資金調達に困る会社、株主説明会を増やす会社、株主優待を厚くする会社、新規事業や研究開発をじっくり取り組みたいのに、常に増益を意識し出し続けなければいけないという負の連鎖に陥る
そのために粉飾決算が起きたり、短期の増益のために長期でビジョンを描けない弱い会社の体質になってしまう
株主の機嫌取りで会社の運命を左右されては、、、
これでは株式公開のメリットはなくなってしまう
本来、株価というのは会社の社会的事業価値と表裏一体でなければならない
その会社の株を買うならば財務諸表をじっくり見るのはもちろんの事、事業の中長期的な戦略を株主はしっかり理解し、その会社の夢を応援しようではないか
株主と会社が運命共同体となって(株主総会)事業を大きくすること
これが中長期的な健全な市場を育てる株式投資であり、本来の株式投資のあり方ではなかろうか
外需で稼ぐ製造業、内需で悩む小売業
2015年3月期の全体の連結経常利益が前期よりも3%増える見通し
これはリーマンショック前の2008年3月期に記録した過去最高益に迫る勢いである
国際競争率の高い自動車、電機が外需出稼ぎ、消費税増税の影響で苦戦する小売り、内需型産業という構図が出来上がった
円安がさらに進めばこの構図はさらに上振れする可能性がある
これは経常減益見通しだった企業が一転して増益予想に上方修正するサプライズ増益
北米好調や円安の流れで、トヨタ自動車やスマートフォンのローム、日東電工、日立金属など70社が上方修正をした
自動車産業は前期比2%から9%増、電気は9%から12%増と増益率が拡大している
反面、非製造業は増税影響から抜け出せない内需系のヤマダ電機、富士重工業など苦戦が目立つ
日銀の追加金融緩和以降、急速に進む円安、内需系企業の年内の回復は難しいとみられ、外需型の産業がどこまで押し上げるか見ものである
サムスンSDSの上場
韓国サムスングループの情報システム会社であるサムスンSDSが14日、韓国株式市場に上場
時価総額は25兆3410億ウォン(約2兆6700億)で上場から一夜にして韓国上場企業の6位となった
サムスンSDSは2013年の連結売上高は約7兆ウォン、グローバル情報通信事業では韓国最大手
ちなみにサムスンSDSの公募では、一般の投資家は1株あたり1430万ウォン(約150万円)の証拠金を支払い手に入れるようだ
サムスングループを率いる李健熙会長は現在入院中で長男である李在鎔氏らへの後継準備が進む
李健熙会長の資産を引き継ぐには巨額の相続税がかかるため、在鎔氏らはサムスンSDSの株を一時売却する可能性がある
これはサムスンSDS株を株式交換に使い、ほかの系列会社を買い増し創業家のグループ支配力を高めるとのうわさも上がっている
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