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13日、東証市場が景気回復からの期待感で買い注文が増え日経平均株価225が増伸
終値は前日よりも195円74銭高い、1万7392円79銭をつけ今年最高を更新したようだ
今回の高値は実態経済とは違う、期待感から来る買いの衝動であまり長くは続かないと思うが。
値動きを見ると、この動きにはデイトレーダーや短期投資家によるところが多いようだ
また政府は消費税10%増税の先送りも視野に入れており、政策による市場の大幅な荒れはないとないと思われる
消費税増税の判断を巡っては官僚の一人が「首相の腹は増税先送りで決まっている」と述ており、税率引き上げ時期は17年4月というのが有力説である
しかしながら10月中旬からの期待値による急上昇ぶりはすごかった
ずいぶん儲けた投資家も多いことだろう
この反動は年末をかけて来るかもしれないので、もちろんインデックスでの購入は避けること
いわゆる虚構の高値時なので長期投資ならば今は買いは我慢、
もしインデックスを買うならもうしばらく様子を見て1万5000円以下を見計らって買ったほうがいいだろう
リクルートの増収減益
リクルートホールディングスは上場後初の決算となる9月の決算を迎え、売上高は前年同期比10.4%増の6,173億円、純利益は4.1%減の284億円となった。
13日の中間決算発表から、減益の不安により売り注文が増え株価が一時下落
リクルートの減益の理由については、米求人情報サイト「インデート」の買収による償却費用がかさんだためである。
求人情報サービス「リクナビ」や旅行情報サイト「じゃらん」などの販促メディア事業が好調な事、また買収したインデートを基軸とした海外人材派遣業の展開などこれからの成長も期待できる
定期収入の手厚い事業をいくつも持っているのでリクルートはこれからも安定的に成長が見込まれるとおもわれる
富士フィルムのエボラ熱治療薬から見るエボラフィーバー
世界で猛威を振るうエボラ出血熱、現在までに感染者は8か国1万4098人に及び死者は5160人に達した。
死者が5000人に達したことを公式に発表。依然として深刻な状況が続いている。
そんな中、富士フィルムホールディングスが手掛ける医薬品事業が世界の視線を集めている。
それは同社のインフルエンザ治療薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」がエボラ出血熱に効く可能性が高まったからだ。
これにより、医療事業後発の同社が一気に世界の注目株に化けた
同社は本格的な臨床試験は行っていないが増産体制に入るところを見ると、それだけ効果に自信があるのだろう
さらにすごいのは治験入りから製品開発に至る確率の高さだ。富士化学は約43%と製薬業界の3倍の高さを誇る。
富士科学に出資していた大正製薬を口説き、赤字会社に1300億を投じて2008年に買収
また再生医療では国内で唯一の再生医療製品の認定を受けた「ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」に出資し、年内に子会社化
アルツハイマー病治療薬では山中伸弥教授率いる京大IPS細胞研究所と共同研究を開始
医療機器を含めた富士フィルムの医療事業の売り上げは3800億
富士フィルムHDの株価は13日終値で4019.5円とアビカン注目前の8月初めから37%上がった
市場の冷静な判断を欠く、エボラフィーバーでこのままどこまで上がるのか?
冷静な評価にするには抗がん剤などの新薬を早期開発し、収益貢献という結果を出す必要がある
エボラ収束まで富士フィルムHDの株は上がり続けるだろう
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