BUDDY HOLLY というロックンローラー。

僕が大尊敬するミュージシャンの一人。


1957年に THAT’LL BE THE DAY というロックンロールナンバーで全米NO1を獲得し、1959年の2月7日、ツアー中の飛行機事故によって短すぎる人生の幕を閉じた。


メジャーヒットを飛ばしてからは、わずか2年足らず。

しかし、彼はその間、ビートルズやストーンズにも多大な影響を与える音楽を残した。

ストーンズの NOT FADE AWAY は彼の楽曲だ。

BEATLES(かぶと虫)は、BUDDY HOLLYのバックバンドのCRICKETS(こおろぎ)を参考にしたと言われている。

(そう、レベルは違うが、THE WANDERERSの二枚組シングル、「CHANGING ALL THOSE CHANGES」も彼の楽曲からタイトルを頂いた)


そんな彼は1958年の6月、仕事で出向いた出版社で受付をしていたマリアという女性に一目ぼれをした。

なんと、その日のうちに彼は結婚を申し込み、彼女も承諾した。


2ケ月もせぬうちに二人は結婚式を挙げ、彼女は彼の子供を身ごもった。

しかし、彼はその子供を見ぬまま、天国へと旅立った。


彼の一途な気持ちは、TRUE LOVE WAYS という、美しいバラードで聴くことができる。


♪君はなぜだか知っているよね

なぜ君と僕なのか

やがて僕たちは知るだろう

真実の愛の道を・・・


時には喜び

時には泣き

そして僕たちは知るんだ

なぜ君と僕なのか・・・

真実の愛の道を・・・♪



彼の人生は確かに短かったけれど、

彼の素晴らしい楽曲は、今も僕の中、そして世界中のファンの心の中に生き続けている。



人間、いつまでも人生が続くと思うと、日々を無目的に浪費してしまう。


でも、僕は明日死ぬかもしれないんだ。


そう思うと今日やるべきことが見えてくる。


何かを胸に閉じ込めたままにしていることはないだろうか。

今できることを明日に回していないだろうか。

今日は大切な人にありがとうと伝えただろうか。


命あるからこそ。


命、あるからこそ。