能登半島地震で被災された皆様に、1日も早く平穏が戻ることを心よりお祈りいたします。
私事ですが、
昨年は救われた命がありました。
甥っ子の3歳になる息子です。
「再生不良性貧血」という大病を患って、10ケ月入院していました。
自分で血が作れず、ドナーの方に骨髄移植をしてもらわなければ治らない病気です。
本当に幸いなことにドナーの方とマッチングし、手術は無事成功。
昨年末に退院して普通の生活に戻れました。
ドナーの方になんとお礼を言えばいいか分からないのですが、どなたなのかは教えて頂けないんです。
四十代の女性の方、ということだけ分かっています。
ドナー登録をしていても、いざ番が回ってくると家族の反対などにあって辞退される方も多いとか。
それは仕方のないことです。
ドナーの方にも命の危険があります。
もちろん無償です。
患者や家族からお礼を言われることもありません。
どれだけ尊いことでしょう。
きっと
3歳の子供を救うために、
と思って身を挺して移植に臨んで頂けたものと思います。
どなたかは存じませんが、本当にありがとうございます。
誰しも命には限りがある中で、救われる命もある。
生きている人間は今を精一杯前向きに生きるしかないのだと思います。
僕は今年も頑張ります。
何かためになることをこの世に残せるように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
chuma@WDRS