5/12ライブの来場特典の「Everybody」と「War」のマスタリングが終わりました。


CDに焼いて、聴き慣れたステレオで聴きましたが、バッチリです!


YouTubeに上げたものよりも良い音になりました。


CDとして配るに相応しい音だと思います。



今回、マスタリングの最終段階でDither(ディザー)をオンにしたところ、すごくナチュラルで美しい元の音が再現されました。



ディザーというのは、オーディオデータを圧縮(小さく)する時に発生する小数点の切り上げ、または切り捨てをランダムな確率にすることで、自然な音にする処理のことだそうです。



たとえば今回、ミックスの書き出しの段階では48khzの32ビットで書き出しています。


それをCDで聴けるようにするためにマスタリング後には44.1khzの16ビットのデータにする必要がある。


つまり小さなデータにするために「%」をかけることになりますね。



すると、元は整数だったデータに小数点が生まれる。


でもデータは整数にしなければならないので、切り捨てるか切り上げるかとどちらかをしなくてはならない。

(たとえば、4.5なら5にするのか4にするのか)


この処理を画一的ではなくランダムにするのがディザーという処理だそうです。


(だそうです、と言ってるのは僕もどんな演算をしているのか、完璧には理解していないからです笑)



今までディザーをかけて良くなったことが無かったので、ずっとこの処理は無視してたんですが、「試しに、、」と思ってかけてみたところ、すごく自然で綺麗な音になりました。


マスタリングに使うソフトを変えたからだと思います。


(ミックス段階で高ビットで書き出したのは最近始めたことなので、今までの音源が全部ダメだったということではないので安心してください笑)



そんな訳で、音源は固まったので、コツコツと手焼きを始めます。


早く聴いてほしいなぁ。


元歌がカセットデッキの内蔵マイクで録ったデモ音源だとは、お天道さまでも気づかないでしょう(古っ!笑)


いや、2曲ともほんとカッコいいよ。


ワンダラーズ大好き!


chuma@WDRS