映画「グレイテスト・ヒッツ」を観ました。


彼氏を亡くした女の子が、想い出の曲を聴くとタイムスリップしてしまう、という内容です。


映画の中で、ある曲を探して沢山のレコードをかける彼女。


それを観て単純な僕は「部屋にちゃんとしたアナログのセットがほしい!」と思い、金曜日が有休だったこともあって組みました。


映画のような高級品はもっていないけど、持っている中で最高を目指しました。



まず、ラック。


模様替えで使わなくなっていた重量級のラックを天井収納庫からえっちらおっちら下ろしました。


オーディオ用なので振動が抑制されて、これに置くだけでいい音がします。


アナログプレーヤーは以前から使っているデノンのDP-300F。
ちょうど一週間前に針を買ったところで、タイミングばっちりでした。



スピーカーも以前使っていたKENWOODのLS-K711に交換しました。
こちらは45khzまで高音が出るのでアナログ向きです。

ペアで二万円なので高級品ではありませんが、当時から「音が良い」と評判だったスピーカーです。


でも、ここまでやってもまだ満足の行く音が出なかったので、電源タップを自作のものに交換しました。


と言っても、一番いいコンセントからすごく遠いので、電源ケーブルを5メートルに付け替えました。

販売用にと思って40m巻きを買っていたので、出来た芸当です(笑)

ケーブルを付け替えると言っても、複雑な接続方法をとっているので、交換するだけで3時間、、

しかもなぜか汗だく(笑)


でもこれでようやく満足の行く音に!


動画に撮ってみました。


かけていたのはボーイ・ミーツ・ガールというデュオです。

ホイットニー・ヒューストンの「How Will I Know」を作った二人で、88年にシンガーとしてもデビュー。

元々才能のあるチームなので、アルバムの楽曲はどれも素晴らしいです。


他には高校時代に買ったドゥー・ワップのレコードを引っ張り出して来て、楽しんでいました。


アナログの何がいいって、
曲が飛ばせないのがいい!

頭出しすらできないので、アルバムをかけたらずっと聴いてます。

こんな曲があったのかとか、このアレンジいいなとか、新たな発見もあります。

この時間の使い方が、最も贅沢だな、
と思った次第です。

暖かくもなったし、
アナログのある生活もいいもんだな、としみじみ感じています。

chuma@WDRS