ホメオパシー、効く? 効かない? | 自己治癒力向上大作戦

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まずは先月末
スイスから舞い込んだ吉報をば、


『スイス、ホメオパシーを合法的な医学として承認』
(原文サイト)

和訳するとこう↓です

   *   *   *

スイス内閣は、ホメオパシーを含む五つの補完医療の地位を、従来の医療と同じにまで高める方針を発表している。

ホメオパシー、統合医療、ハーブ療法、鍼、中国伝統療法は、2017年5月までに従来医療と同じ地位を得ることとなるだろう。

有効性に対する科学的証明が乏しいと当局に2005年に却下されたが、2009年に、スイス国民の三分の二が、保険医療サービスの適用範囲にそれら療法を含めることを支持し、補完医療・代替医療は返り咲いた。

この投票の結果、それらの治療は2012年から2017年の六年間の試験期間における処置として、基本強制加入保険の適用となり、その間に有効性の調査が行われることとなった。

内閣はそれら治療の有効性を丸ごと検証するのは不可能であるとの結論に至り、そのため、それら治療法を他の医療分野と同等に認めることが選択された。公認の医療専門家によって適切に運営されるのであれば、治療費の強制健康保険による払戻しの承認が続けられる計画である。

しかし、従来医療にとっての実施方法がそうであるように、それら補完療法の下における議論を呼ぶようなある一定の医療行為は、更なる精査を受けることになるだろう。提案された法規制修正案に対し、内閣は審議過程に着手した(これは2016年6月まで開かれる)。

翻訳:森大樹氏

   *   *   *

そもそもホメオパシーのレメディは
「痛みを引き起こす物質に
拮抗作用のある物質を投与する」
とか
「炎症を鎮める物質で炎症を消す」
というような
症状を鎮める作用のある物質を
「お薬」として使う医療とは異なります

症状の特徴に合わせてセレクトしたレメディを使い
しかも、それは物質ではなく
物質の情報のみで事足りるわけです

症状の特徴とは
「痛み」ひとつをとっても
ズキズキ脈打つような
しくしくと縫うような
ぐりぐり圧迫されるような
ぎゅうぎゅう締め付けられるような
骨が折れたかのような
冷やすと楽になる
温めると楽になる
圧迫すると楽になる
さすると楽になる
…などなど
いろんな特徴があって
それぞれレメディが違ってきます

どこに、どのような症状があって、どんな特徴を持つのか

という概ね3つのポイントが
レメディ選択の鍵を握っていて
順列組み合わせ的に
バリエーションに富む選択肢があるので
「痛みに効くホメオパシーのレメディ」
みたいな検証はムリがあるのです

できるとしたら
「あなたの症状〈病気)はホメオパシーを使って
いくらかでも改善しましたか?」
「改善と引き替えに、不調が起きましたか?」
というもの

いくらアンチ・ホメオパシーの人たちが
「効くわけ無いだろ!」と騒いでも
業界ぐるみで大バッシングを行っても
ユーザーが居なくならないのは
確かに〈健康増進に)役に立ってるから
…とは言えないでしょうか

物質頼みの療法とは異なり
副作用の心配なく
シロートでもガイドブック片手に
どうにかこうにか使えちゃう
しかも赤ちゃんでも、妊婦さんでもOK
ときたら
「無くなったら困る!」
のは必然なわけです


わたしだって、禁止されたら
非常に困りますo(TωT )

症状のデパート状態だったのが
一切合切無くなって
「健康ってもしかしてこういう状態

を体験できるようになったのは
ホメオパシーあってのことなのですから

いまでこそ
ほとんど出番は無くなりましたが
体質改善を進めるうえで
いちばん役に立ったことは否めません


まぁ
そんなスバラシイ
ホメオパシーですが
いろんな取り入れ方がある
という話をしておこうかと思います


まず
「症状が気になるときのセルフケアとして」

たいてい
ホメオパシーを使うようになる入り口は
ここかと思います

キットガイドブックがあれば
すぐに始めることができます

これでできるのは
日常的な不調や怪我、出来事への対応

生理痛がひどいなぁ
旅行中からの便秘が…
お腹がシベリア超特急!
頭痛がする
しゃっくりが止まらない
心配なことがあって眠れない
胸焼けがする
二日酔いでうえ~
捻挫しちゃった
子どもに頭突きされて唇切った
のどが痛いよ
鼻水が出る
咳が出る
熱がでた~
娘が失恋して泣いてる
痒い!

そんなときの「救急箱」的に
頼りになるのが
ホームケア用のキットなのです


キットをお持ちになることを
オススメしますが
「使いこなす自信が無い」

花粉症のときの頓服レメディだけを
ご希望になる方もおられます

それはそれ
そんな使い方もアリです


中には
サプリメントは胃が痛くなるけど
ホメオパシーなら大丈夫だからと
ミネラル系のセットや
内分泌系や臓器をサポートするレメディを
サプリメント的にお使いになる方もあります



あとは
体質改善や本格的な病気治療

これは
ホメオパスのコンサルテーションを繰り返して
ターゲットになる病期や症状だけで無く
その方の健康レベル全体の底上げから向上
そして治癒に導くという
長期戦

短くても半年
長ければ年単位での取り組みになります



ここでね、
セルフケアに使うか
頓服やサプリメント代わりに使うか、
体質改善に使うか、いずれにせよ
「ホメオパシー効かない」
と落胆する前に
チェックしてみてもらいたいことを
紹介しておきますね


①適切なレメディを選ぶには
症状を嫌わないことが大事です


たとえば鼻水が出るときに
ガイドブックの鼻水の項目にあるレメディの
一番上にあるものを
第一選択肢として試す
とか
前にネイチュミュアで効いたから今度も
というような選び方ではなく

粘りけがどうか
色はどうか
屋内と屋外で出方に違いはあるか
というような「特徴」を観察した上で
選んでもらいたいのです

潔癖症の方は
自分のカラダから出るものを
「ばっちい」と嫌って
ティッシュでかんだ鼻水を確認してくださらないことがあるのね

「色はどんなですか?」
「粘りますか?」
って尋ねて
「そんなこと知りません!」
って逆ギレされたこともあります

でも、それじゃ選べないの
(ノ_・。)



②冷え切っていては
固まっていては変化しにくいです


生命力とか、治癒力とか免疫といわれるものは
常にコンディションを良い状態に保ちたい
という意志をもって働いています
だから、本当は老廃物なんて溜め込みたくない
でも
冷えていたり、固まっていたりすると
代謝も流れも滞って溜まる

そして症状が起きる
症状は老廃物の排出だったり、
老廃物が溜まったというメッセージなんですね

流れに乗せて「出す」
そして本来のクリーンでノーマルな状態に戻るには
流れるべきものが流れる柔軟性と
代謝がスムーズに起きる体温が大事なのです



③刺激物を摂り過ぎてはいませんか?


辛いもの、カフェイン、ミント
合成の香料の入ったもの(洗剤や化粧品のたぐい)
は自律神経や五感を狂わせます

活動モードとメンテナンスモードの
チャンネル切り替えをするのが
自律神経

味覚、嗅覚、聴覚、視覚、触覚を
興奮させるものや
不快感を感じるものは
たいがい「活動モード」をONにします

気をつけたいのは
興奮させるものを使い続けると
慣れが生じてより強いもので無いと
刺激として受け取りにくくなるため
どんどん強いものを欲するようになる
そして感覚は鈍る…ということ

更に、不快感を感じるものであっても
慣れが生じて
使い続けてもへっちゃらになってしまい
感覚は鈍る…ということ

感覚が鈍っちゃうということは
余計なもの、本来受け取りたくないものの
防波堤が機能しなくなると言うことで
いわば、ダダ漏れ状態で入ってくる

で、興奮しっぱなしで
メンテナンスが苦手なカラダになってしまう

カラダは活動とメンテナンスを
同時に行なうしくみにはなっていないので
メンテナンスの時間は
それに集中できるように確保しなきゃ
なんともならないのですよ


よって。

A‐症状を観察する
  出るものを嫌わずにしっかり見る!

B‐冷えないように心がける
  せめて症状のあるときだけでも
  とにかく温かくする!

C‐ヨガやストレッチなどで呼吸から調える
  激しい運動より
  深呼吸が自然にできるカラダに

D‐五感を取り戻す
  化学調味料や合成甘味料
  合成の香料まみれのものや
  刺激物の摂り過ぎは避けて
  自然で、安全な心地よさが感じられるカラダに

E‐喜怒哀楽に正直になる
  なれなくても、せめて
  「正直でいいんだ」と理解する



そしていずれも、ですが
完璧を目指すのでは無く
「そう心がけて、できたことに
をする」

ていどで結構です

今週は一度もファストフードや
インスタントのものを口にしなかったぞ!

で、充分


頻度が半分になったくらいでも



そんなちょこっとした変化でも
カラダは変わり始めます


そして、レメディの情報を受け取って
役立てることのできるカラダになるのです




 お ま け 

あるクライアントさんとの会話
ク「〇〇さん、先生の相談会に行ったけど『レメディ何にも効かなかった』って言ってまして…。」
私「あー、1度来られて、適用書無くしたとかで再発行、レメディ届いたらこんどは取り方の紙を無くしたとかで再発行しましたね。」
ク「そうなんですか…。なんかヘンだなと思って『出された分、しっかり飲んだの?』って聞いたら、『めんどくさいし小さいからすぐ無くしちゃった』って言うんですよね。」
ずるっと椅子から転げ落ちそうになりました。

相談会は基本的にカウンセリングではありません

場合によってはカウンセリングを含むこともありますが
レメディを選ぶためのコンサルテーションです

そして、選んだレメディは一定期間使っていただいた上で
どんな変化があったのか、なにが変わらなかったのか
プロセスを追って次のレメディを決めます

レメディは置物ではありません
お口に入れてくださいね~(。・ω・)ノ゙


ひろの拝