JR/阪神 元町駅 東口 セブンイレブンから山側サンセット通り西向きに徒歩1分
古いビルの2階 ARCA 西田です^^
店内靴を脱いで上がる形になっております。備え付けスリッパをご利用ください。
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こんにちは
ご縁繋ぎの場アルカです。
1月の展示の時、大阪のお客様に「大阪とは違うわ~。大阪はちょっと派手やけどやっぱり神戸は違うね」とおっしゃっていただいたことがありまして。
確かにちょっと大阪とは違うよね、っていう話をしてたんです。
まあ、いろいろありますけど、わりと大阪は原色使いが多いけど、神戸はどちらかというとパステルカラーといいましょうか。。。。きれいめファッションの方が多いのです。
まあ、悪く言うと、ちょっとおとなしいよね、無難だよね、みたいな感じになるのかも、なんですけど。
でも、私そのセンス、悪くないよね、って思ってるからやっぱり神戸っ子なんでしょうね。
派手とか、一風変わったのが「個性があっていい!」という傾向にあるんですが、一概にそれがすべてではないと思っています。
確かに派手なのはパッと目につきますし、面白い形状、色だったりするので印象的ですけど、それが売れるかというとそうでもないんですよね。
ある作家さんは、大阪と神戸のお店に作品を卸しておられるんだけど、大阪と神戸ではテイストを変えてます、とのこと。
確かに大阪のお店に卸しておられる作品は個性的な色形。アルカにくるのは、もう少し抑えた感じの優しい色合いの作品が多いです。
たまに大阪バージョンも素敵、と思うんだけど、たぶん売れないかも。
逆に、作者によると、神戸バージョンは大阪では売れない。ときっぱり。
これって、ある意味、神戸は神戸の個性があるってことよね。
たまに、アルカの店内があまりに繊細で優しすぎるので、大阪で受けそうな作品を入れたこともあるんだけど、結局作家に悲しい思いをさせて終わりということも多々経験してきました。
ただ、あまりにも繊細すぎるのも敬遠されるんですよね。
その頃合いが難しいんですが、今、アルカでご覧いただける作家さんの作品は、本当に絶妙なバランスで保たれているように感じています。
ほぼ、全員が、繊細な魂を持ち、人の心にも敏感で、自分自身の心にも敏感な方たちばかり。
もう、それでいいんじゃない?って思うんですよ。
繊細すぎはダメだから、もっと強くならなくちゃ、とか、
メンタル弱かったら強くしなくちゃ、とか
私も今までそのあたりにすごくこだわってしまっていたかもしれないんですけど。
もう、やめました。
メンタル弱いのは、弱いなりの生き方が絶対にある。
繊細な人にも、繊細さなりの生き方が必ずある。
これって、もしかしたら開き直りかもしれないけどね(笑)
でも、それで生きていくしかない。
すごく繊細な店です。アルカは。
そう思うと、とても肩の荷が降りたような気がする。
強くならなくちゃ、もっと大胆にならなくちゃ・・・・ってそんなことない。
そのままでいいやんか。
繊細なら繊細でええやんか。
こうしなくちゃいけない、とか、こうあるべき、というのはもうやめよう。
なんか、そう思ったら、あれこれ悩むのもばかばかしくなってきました。
自分らしくというのは、自分の「欠点」を、発想の転換で「長所」と思いなおすことなのかもしれないですね。