「これまでの事業の総点検」「着実な財政計画を構築します」について 2023年10月議会一般質問 | 田崎あきひさオフィシャルブログ「出かけたさきでちゃりんこブログ」Powered by Ameba

「これまでの事業の総点検」「着実な財政計画を構築します」について 2023年10月議会一般質問

新市長の施政方針等について

 

「見える」「届く」「変わる」を掲げて当選した新市長にまちづくりビジョンの基本的な考えを問う。(市長の選挙前の発行物や選挙公報の記載に基づいて質問します。)

 

Q田崎あきひさ

⑴ 「これまでの事業の総点検」とは、市長にどのような問題意識があり具体に何をいつから実施するのか。 

⑵ 「着実な財政計画を構築します」とは、市長にどのような問題意識があり具体にどのような財政計画を構築するものか。(この間の)固定費の圧迫に対して、(新市長が)掲げてきた施策といままでやってきた施策を全部継続していくのは困難と考えるが、市長の認識はどのようかお答えください。

 

A市長

1点目と2点目は関連がありますので合わせてお答えします。
これまでは人口が増加し財政的にも恵まれた状況であったことから多くの事業に取り組むことができました。しかし、本市の生産年齢人口がピークを迎えると言われる令和7年はもうすぐです。今後の財政状況は厳しくなり、市民の要望に応える新しい施策を実施していくことが難しくなることから、これまでの事業内容や金額を精査し、統合や廃止等の見直しによって、新規施策の財源を確保していく必要があると考えています。そのため、5年度中に総点検の仕組みを作り、(着手する)ことで、事業の見直し目標を踏まえた財政の見通しを立てていきますそして令和7年度予算から、この点検結果を反映させていきたいと考えています。

 

Q田崎あきひさ

これまでの事業内容や金額を精査し、統合や廃止等の見直しをする→市長が公約で掲げた事業全てを実施するのに要する費用を具体にいくら捻出すると想定して財源確保を目指しますか。前提として市長が公報等で書かれた重点施策を実施するための予算は、まかなえますか。

 

A総務部 

例えば、市役所新庁舎の整備は、立地によって土地購入費用の試算が大きく変わるなど、条件によって費用の変動する事業も多いことから、費用の算出は行っておりません。

当面は、実施が具体化した事業の財源を確保するよう努めていきます。

 

所感

今年度中に総点検の仕組みを作り、財政の見通しを立てる際に、市長が自らグリップしないと結果として財源確保に関する具体なアプローチや戦略とならないと考えます。

市長は事業を削ること(スクラップ&ビルド)を役割としてやらなくてはなりません。

令和5年度中に総点検の仕組みを作り、(着手する)ことで、事業の見直し目標を踏まえた財政の見通しを立てる

→これに失敗すると(新市長が)掲げてきた施策といままでやってきた施策を全部継続していくのは困難と考えます。

反発もあるでしょうが、「全身全霊をかける」と言った市長の決意が問われます。