2014衆院選で感じたこと もっと末端にまでアベノミクスを浸透させること |         きんぱこ(^^)v  

        きんぱこ(^^)v  

  きんぱこ教室、事件簿、小説、評論そして備忘録
      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

政策は自民党を支持しますよ。


だからといって自民党に全面賛成しているわけではありません。


だから候補者に対しては大阪だから維新の候補者に入れました。

今の自民党で、今回の自民党以外に意味がない選挙のなかで投票者として意思表示をするにはどうしたらいいのだろうと考えた結果、投票に行かないのは政治に参加していない言うことだし、しかたなしにこういう投票になりました。


私の小選挙区では維新の井上氏と自民の大西氏が実質争っていましたがどちらも市議出身から国政に出てきた人で頑張っています。

結果的には維新の井上ひでたか氏が当選しましたが、私と同じような投票をした人が沢山いたのではないかと想像しています。


今回の選挙で民主党が微増しましたが、私は民主党は一切認めない。

国をこんなにしたのは民主党だからだ!

民主党がすべきことは、いったん党の責任を取って解散し、あらたな党名で再出発すべきなのです。(以前から何度も言っています)

それをしない限り私は民主党を許しません。


自民を外せないのはやはりアベノミクス


安倍首相はがんばってきたことは間違いない

しかし、結果が出たのではない


ここまでならば、以前にもありました。


問題はここからなのです


富士山で言えば6合目までしか登っていません。


しかし、野党が言おうとしてやめた通り一番下からやり直すわけにはゆきません。


ここからどうするのか?


今回の選挙では、これをいう候補者が私が知る限り皆無。

そこは問題なのです。


お金は動かなきゃいけない。
円安、株高、大手企業の為替差益などによる利益増など、によってお金が動き始めた。

これで6合目


ここからは、いかにして中小企業にお金が回るようにするか


要するに中小企業の受注量を増やさないといけない


新製品を出さないとだめです。


なぜなら今までの部品は厳しい製造コスト削減によって中小企業の売単価が下げられているから。

中小企業は親企業によって売単価を抑えられます。
それを解消してゆくには、新しい商品やパーツ・原料の高騰などを理由に単価をそっと戻してゆくしか方法がないのです。


新製品を出して中小企業の受注量を増やし、中小企業の売り上げを上げて、従業員の給料を上げる


給料が上がると、ストレスがたまっているので買い物や娯楽に使うようになる。

それがうまくいってから、消費税10%に踏み切らないと、単に騒いで中・低所得層の首を絞めただけになります。


アベノミクスが失敗すると、多くの人が日本の経済はもう立ち直れないという意識を持つようになるはずです。


ここで吠えているだけではどうしようもないので、自民党に送っておきます。


(おなじ考えの人が沢山いるでしょうから、なおさら送っておきます。意外と読んでいますよ)


国とすれば、意識として大手企業が中小企業に仕事を出すように仕向けて行ってほしいわけです。


テレビなどで、マスコミを使って、中小企業の受注量が増えたかどうかを伝えたり、外国に移転した工場を国内に戻す場合に協力したり(パソコンならばレノボのように)、その他税金名や補助金など、小さなものでも宣伝することによって「中小企業にお金を落とす」意識を高めることです。


人間でいえば動脈や静脈だけがドキドキと活発になっても、毛細血管まで血が行とおらなければ体全体が温まらず、体を休めるとすぐに冷たくなってしまう。
そのためには、手足を動かしましょうと宣伝したり、毎朝ラジオ体操をやったり、そういった活動まで導かなければ結果は出ないということです


もちろん国民の多くはこんなことわかっていますが、大事なのは国政を担う政治家がどこまで徹底した意識を持っているかなのだとおもいます。


「俺はそんな細かいところまでは知らんよ」


なんてことを麻生さんなんかが言いかけていましたが、麻生さんより下のレベルの人はやらなきゃいけないってことです。

そういう徹底さが国民には見えてこない
(ということは、細部の部分は適当ってこと)


アベノミクス以外に課題は山積ですが、まずは景気を良くしないと。


復興支援もまだまだ


現場に言った人に聞いた話ですが、通りを挟んだ南側と北側で10mも離れておらず、家屋は同じように被害を受けていても、南側は月に10万円が支給されて北側はゼロなんてこともあるそうです。

(私ももちろん、現場に行って-南相馬市小高区など-地元の人とも話してきました)

民主の枝野氏の周りには中核派の影が付きまとい、沖縄はとうとう共産党の島になってしまった。
「尖閣は中国に渡して、アメリカを追い出して、周りの国とは仲良くやってゆけばいい」
なんて言う人もいて、(中国が狙っているのは尖閣だけではなく沖縄全土なのに)この結果にはがっくり。

私だって辺野古の海上滑走路建設は反対ですよ。
あくまで陸上に作るべきという考えです。

普天間をなくして辺野古に移設、オスプレイなどこれから出てくる長距離で大量輸送が可能な乗り物や無人機などを増やして、沖縄のミリタリーバランスを下げずに、米軍ストレスを下げてゆく。

一度にすべてを変えるように騒ぐのは真の意味で沖縄を良くしようと考えている連中ではないことを良く考えなきゃいけない。


ミリタリーバランスの問題然り。
米軍が駐留することによって沖縄経済が成り立っている部分もあるわけです。


沖縄という場所は世界でも有数の紛争火種を抱える地域だということを忘れてはいけないです。


どんどん共産主義化していって、政府がお手上げになった時に、沖縄の人々はどうするつもりなのでしょうか。


その他、年金、TPP、改憲、借金などの問題が沢山ある中で、何よりもまずは景気の回復ですよね。


こうやって書くたんびに、ブログに乗せると同時に自民党にメールで放り込んでいます。ビックリマーク


昔は選挙前の活動や、マスコミの情報をもとにして政治が国民に伝わり、国民は選挙やデモなどで訴えた。


今もそれはありますが、朝日新聞のような歪んだ報道などで国民がだまされにくくなってきた。
インターネットを使った、ツイッターやブログ、SNSや2チャンネル、ホームページなどのあらたな伝達手段によって、良くも悪くも政治と国民の距離が近くなった。


こういった情報化社会がいつまで続くかはわかりませんが、せいぜいあと数十年でしょう。


多くの人はその間に、宗教などで戦争が起きて、医療・科学が進歩して人間の価値が下がって、少なくとも未来はバラ色ではなく退廃的な未来を想像している人のほうが多いはずです叫び


高度経済成長時代はそうではなかった。


こんな時だからこそ、国民も政治家も未来の夢を考えて生きてゆかないとだめなのでしょうね。

それは人々の生活に余裕ができることから生まれます


だから、まずは何より末端まで行き届いた景気回復です



YOMIURI ONLINE 2014.12.15より



1