鯨人@三鷹
2023年6月20日オープン「鯨人」に行きました。
吉祥寺の次駅三鷹駅周辺に年々ラーメン店が増えていき、もうラーメン激戦区と呼んでいいエリアとなり東京23区外では人気店や注目されてる新店などが結構あります。
そんな三鷹に約1年前開店したのが鯨人(げいにん)で、こちらは東京を代表する名店「くじら食堂 nonowa 東小金井店」の2号店。
元々くじら食堂2号店として2020年2月21日オープン「くじら食堂bazar 三鷹店(閉店)」として開店したがメニューを変更したりして2022年12月をもって長期休業になってしまい閉店し、店主下村氏が5年間研究して完成させ味と屋号を変えて鯨人としてリニューアルオープンした。
くじら食堂bazar 三鷹店も気になってたが行くタイミングを逃しリニューアルしてしまったので結局食べれなかったが、鯨人も非常に気になるラーメンを提供してるので食べれる日を楽しみにしてました。
店の場所は三鷹駅北口から徒歩5分ほど。
北口を出たらロータリーを抜け中央大通りを進み、武蔵野警察署前交差点を左に曲がり三鷹通り沿いに入ってすぐの所にあります。
くじら食堂と言えば自家製手もみ麺が最大のウリですが、鯨人は自家製ではなく三河屋製麺を使用。
店内は厨房はゆとりある感じですがくじら食堂と比べると小さくコンパクトな造りで、壁沿いに色々置かれ内装はシンプルで綺麗。
厨房前にストレートカウンター9席。
出入口はラーメン店でちょっと珍しいガラスの引き戸を使用し、鯨人のラーメンにはこめとにんにくがあう全開でお楽しみくださいとイラストと一緒に掲示。
店主は不在で、くじら食堂で見たことない男性スタッフ2人体制で切り盛り。
昼の部閉店1時間切った14時15分頃に入店すると先客4後客3。
券売機。
メニューは、ラーメン黒880円・ラーメン白880円・ラーメン赤980円・油そば880円・黒ラーメン専用大盛100円・替玉細麺100円・ごはん100円・ごはん+生卵150円・ネギごはんタン塩味200円・ネギごはんチャーシュー入り330円・特製にする350円・チャーシュー300円・山盛りネギ220円・味玉150円・メンマ150円・のり100円・もやしキャベツ100円・生卵70円など。
麺メニューは、徳島県から取り寄せた、たまり醤油とゲンコツをニ日間じっくり煮込みパンチがあるスープ食べ応えのある逸品黒ラーメン、大分県から取り寄せた甘口醤油薄口醤油を豚骨スープと合わせ自家製の焙煎にんにくをトッピング唯一無二の商品白ラーメン、東京の江戸甘味噌と豚骨スープをあわせ一味韓国とうがらしをたっぷり入れた刺激的な赤ラーメンの3種類。
黒ラーメンを推してるけどおすすめは黒と白のネギラーメンとネギごはんタン塩味。
見た目と説明書からして白ラーメンは間違いなく大分県佐伯市に根付くご当地麺「佐伯ラーメン」をインスパイアしたものになりますね。
油そばもありますが、見た目はくじら食堂に似てるけど異なる模様で鯨人でも人気メニューっぽい。
特製にするはネギトッピング+チャーシュー増量2枚+味玉付き。
現金トッピングで辛玉50円があります。
卓上調味料は食べるラー油・ニンニク粒・おろしニンニク・醤油のニンニク漬け・豆板醤・ラーメンダレ。
注文したのは「ラーメン黒」¥880+「ネギごはんタン塩味」¥200
いずれ全メニュー食べるつもりなので初訪時は看板メニューラーメン黒と決め、気になってたネギごはんタン塩味も。
ルックスは泡脂が浮いた見事な豚骨醤油ラーメンで、盛り付けも綺麗だしこれは美味そう!
スープは醤油豚骨。
オォ、これはなかなか個性がありコンセプト通り米が欲しくなる醤油豚骨ですぞ。
出汁は豚骨・鶏ガラの動物出汁オンリーのようですが完全に主役は豚骨の旨味となり、骨っぽい旨味や大量に炊き出した感じとはまた異なるけど臭みなどは微塵も出てなくきっちり抽出してます。
ボテっとした口当たりでしたが重たさは全く感じさせず、油もオイリーになったり出汁やタレをマスキングしてぼんやりさせる事もなく良い豚骨出汁でしたね。
たまり醤油のタレは見た目濃そうだけど尖りはないし塩味もそこそこの深みあるコクと独特な甘味があり、最初は醤油豚骨と名付けてるしタレ先行スープなのかと予想してたけど豚骨もよく出てタレをバランス崩さず効かせた味わいで美味しい。
麺は「三河屋製麺」の平打ち太ストレート。
平たい太麺を合わせかなり歯応えが残りガッシリした食感でしたが、後半柔らかさが出てきてモッチリ食感に変身。
スープもよく持ち上げてくれます。
具はチャーシュー2枚・メンマ・海苔・刻み青ネギ・柚子皮。
バラチャーシューは柔らかく脂身部分も旨味は詰まり旨い。
また厚めに切った青ネギがよく合う。
ネギごはんタン塩味は刻んだネギに濃いめの塩ダレと軽くブラックペッパーが振りかけられてます。
ちなみに米は青森つがるロマンを使用し、吉祥寺の老舗家系ラーメン店「吉祥寺武蔵家」と同じです。
牛タンのネギ塩タレを白飯の上にのせたご飯ものと捉えてよく、別でレモン果汁を提供されかけると酸味が爽やかさを与えサッパリさせてくれた。
後半はオススメのニンニクをクラッシャーで潰した搾りたてニンニクや醤油のニンニク漬けなどを入れてみたら超合いニンニクを入れて食べたほうがパンチがより出た醤油豚骨ラーメンで美味かった!
次はラーメン白を食べます。
鯨人
東京都武蔵野市西久保1-5-8
0422-27-7330
11時~15時・18時~21時
金曜 11時~15時・18時~21時30分
無休