活動3年に入った手当ての輪。ステップアップしながらこれからも被災地へ。2013.3.10 | 元気をおくるアロマ隊「手当ての輪」応援

元気をおくるアロマ隊「手当ての輪」応援

元気をおくるアロマ隊「手当ての輪」グループの活動を報告します!



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(ボランティアの帰りに見事な桜並木があったので、車を降りて撮影・・・)




(更新が遅れたため、ちょっと話をさかのぼります…)

東日本大震災に端を発した、元気をおくるアロマ隊・手当ての輪の活動は、3度目の春を迎えました。

これからも続けるの?と、よく聞かれるタイミングでした。

自らにも問いました。どうしようかって…。


私たちが3年目にはいるということはもちろん、被災者の方々にとっても同じです。震災から2年が過ぎて、復興は進んだのでしょうか。

いつも福島県沿岸部の町、いわき市のなかにある仮設住宅にうかがっていますが、福島の状況を見る限り、復興が進んだとは到底思えません…。


原発事故はまだ終息していませんし、放射線量は依然として高いまま。その上、新たな問題として、健康被害が言われ始めています。



同じ日本の、東京から車で2、3時間の距離の場所で、いまだ現在進行形で起こっている被災…。

そして首都圏は、福島をはじめとする地域に電力を依存している…。




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(近くを通りかかった女の子たちに撮影してもらいました・・・)



いろいろ考えると、考えずに直感にしたがったとしても(笑)、福島県沿岸部のことや被災地のことを、東京電力や国の責任…と、割り切ってしまうことができない気がしました。

1000年に一度と言われた震災が、2年やそこらで復興できてしまうはずもない…とも言えるかもしれません。


やっぱりもうちょっとの間、応援します~という気持ちを分かりやすく伝えることに、大きな意味があるんじゃないか?

マラソンランナーだって沿道からの応援があるとないとでは、メンタルな部分が全くちがうんですよ。応援があると走り続けられるんです。頑張れるんですね、私がそうなので…。

もう少し応援を続けよっか…

震災から2年が経って、自らに投げ掛けた問いの答えは、こんな感じでした。



(私たち手当ての輪は、かたくなでガンとした思想や思いがあるわけではないんです(笑))

(道端で困っている方に、ちょっと手を差しのべるような、そんな感覚で行っています。みんな忙しいし、だから私たちの班が行くのは月に1回。行ける人が行ける時に行っています)

(このblogを読んで、共感するところがありましたら、気軽に連絡をくださいねー。福島、そんなに遠くないです…というか、近いですよー)




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上の写真は、仮設住宅に暮らす方々へのアロマ講習です。名付けてアロマリングプロジェクト。

前回のblogにも記しましたが、家族や親しい日と同士でハンドマッサージをしあっていただき、コミュニケーションのツールとしていただけたらいいなと思って始めました。


ただ与えるだけのボランティアだけではなく、自立支援なども行ってきましたが、こんどは、アロマやトリートメントを根付かせる活動にも力を注いでいきたいと考えています。


お免状(ディプロマ)は、アロマ隊事務局の、モックプロジェクトが作成してくれました(いつもいつもご協力ありがとうございます)



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それからアロマセラピストのまりあんは、カラーセラピーもしました!!アロマトリートメントを待っている間や、終わったあとに。


最初はカラーなんだっぺ?という感じでしたが、案外楽しんでいただけたみたいです。

暮らしていた町に、様々な事情から帰れない仮設住宅の暮らし。娯楽が少ないので、こうしたちょっとしたイベントも、とても喜んでくださいます。


これからもいろんなことにトライしながら、やっていけたらいいなと思っています・・・。





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(桜並木の下は薄紅色のじゅうたんでした・・・)