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2012年8月11日、元気をおくるアロマ隊と、手当の輪、椿フラガールは、
初めて広野町を訪問し、広野町の復興を祈願したお祭りに参加しました。
総勢40人と、ワンちゃん数匹!
いつも訪問しているいわき市の広野町仮設住宅ではなくて、
仮設住宅の人たちが、原発事故で避難する前まで住んでいた、町です。
会場が高台にあり、わかりにくくてたどり着くまでに苦労したのですが、
荷物を運んで、テーブルを広げて、椅子を並べて、POPを張って、
あれやってこれやって、あっちこっち走っりまわって、いざ本番!
今回は、
ハンドトリートメント
アロマキャンドル作り
ストーンブレスレット作り
椿フラガールによる情熱のフラダンス
の、4つで参加しました。
ハンドトリートメントは、アロマセラピストの山崎あゆみさんや、
福島ゆりいさんが参加したほか~
今回のイベント告知を見て、松本から!!は吉澤明日香さん、
豊橋から!!は杉浦由美さんが参加しました。
ハンドの両側で、キャンドルとストーンブレスレット作りをしているので、
お子ちゃまたちは体験を、孫の面倒を見ているおばあちゃんはハンドを・・・
という自然な連携も生まれました。
アロマキャンドル作りは、横浜のアロマセラピスト中林里花さんチームの
アロマで繋ごう!プロジェクト。
ハートや星などのカラフルでかわい~パーツを、
組み合わせてボトルに入れてもらい、
あとでこちらで固めます。
子どもたち、目を輝かせてかわいいキャンドルをボトルに詰めていきます。
出来上がったアロマキャンドルは、夢のような色。お菓子のようですよ。
たくさんの子どもたちに参加してもらいました。うれしい!!!
キャンドル作りとストーンブレスレット作りのほうも、
どちらかを待ってもらっている間に、
もう一つのほうに参加してもらう~という連携に。
祭りの雰囲気がどんどん盛り上がっていきました。
ブースがのってきたころ、椿フラガールは、
風の通らない体育館で大汗をかきながら?
最後の「あわせ」をやっていました。
アロマセラピストの大根田陽子さんが取りまとめをしてくださり、
陽子さんのほか、手当の輪代表の斉藤京子さん、
アロマセラピストの北川朋美さん、前島依子さんや、
tataダンススクールを主宰するtaeさんらが、情熱のダンスを捧げます。
いえ、捧げようとしたら・・・
雨が、ザー!!!!
天がいたずらをする予感はしていたのですが、ああ現実のことに。
いったん控室へ。
でも止む気配がありません。もうやるしかない、椿フラガール!
雨を避けていた会場の人が顔を上げました。振り向きました。
いつしかステージの周りは人でいっぱいに。
taeさんのダンスへの引き継がれると、
会場の人たちがさらに引き込まれていきました。
しっとりとはじまって、踊りだしたくなるような曲調へと変化。
taeさん格好よすぎです。
フラの後はともに参加した西郷さんが、
鎮魂の曲を伴奏なしで熱唱しました・・・。
さて、ブースに戻ります。
ストーンブレスレット作りは、
アロマセラピストの末次直子さんと私で出店しました。
事前の御徒町への買い出しには、アロマセラピストで魔女のまりあん、鍼灸師の梅安先生に大きなご協力をいただきました。ありがとうございます。
多くの子どもたちが楽しんでいってくれました。
男の子も興味を示してくれて。
一生懸命石を選んでいる姿がほほえましかったです。
寒色系を答える女の子が多くて、とくに水色は皆に大人気。
夏だからでしょうか?
ピンク色のローズクオーツをたくさん用意していったのですが、
案外余ってしまいました(笑)
飛び入りコラボ!
子どもたちに似顔絵をプレゼントしました。
子供たちの感性には目を見張るものがあります。
直感でスパッと石を選べるのですね。早い。
そして、その子らしさがちゃんと出ているブレスレットが出来上がります。
淡い水色のグラデーションで涼しげな色合い、
ブルーとグリーンを組み合わせた癒し系、
ピンクのグラデーションでラブリ~な女の子も。
白を中心にパープルと組み合わせた小さな男の子も。かっくいいー!
京子さんの娘ちゃんは、パステルのレインボーカラー。
息子ちゃんは、黒系の濃い色を連ねて1個だけ赤を混ぜ、
おしゃれに仕上げていましたよ。いいねいいね~。
約30人がブレス作りに参加。時には真剣に、ときには照れつつ、
ブレスレットが出来上がると、みなうれしそうでした。
2時に用意をはじめて3時スタート。
途中から雨が降り始め、止む気配はないのに、
手当の輪のブースはずっと盛況のうちにラストを迎えました。
午後6時、そろそろ撤収の用意です。
帰りの時間はそれぞれの車によって。
松本の明日香さんが帰るときに、
これから松本まで帰ると知った周囲が驚くという一幕もありました(笑)
私の車は、ちょっとだけ花火を見てから帰ることにしました。
片付けが終わって午後7時前。会場が暗くなります。
花火のカウントダウンが始まりました。
10! 9! 8! ・・・・・3! 2! 1!
・・・・静かに、静かに、ピアノ曲が流れ始めました。
民家の暗がりの向こう、津波が来た方向でもある、海のほうから、
まるで噴水のような形の、やさしい光が湧き上ってきました。
光が死者の魂をなだめているようでもありました。
ひと筋、雨の降る天空に向かって延びていき・・・ドン!
大きな光の花が、雨の夜空に咲きました。
花火を見てこんなに感動したのはおそらく初めてのことです。
会場全体が静まり返っていました。
ブースやフラ参加者と離れて、
役場や祭りの現地スタッフの近くにいた私は、
周囲にいる ≪心ひとつに 広野町≫ と、プリントされたTシャツを着た、
汗臭いのお兄ちゃんたちに囲まれていました。
それまでガヤガヤと話をしていたのに背中が微動だにしません。
泣いている?
ボランティアを通じて知り合った、
いわき市の広野町仮設住宅に住む知人で、
復興委員会委員長でもあるエグモちゃんから、
春に、最初に相談された時の言葉が思い出されました。
「町を盛り上げるという意味で、楽しく華やかにいきたいとも思うし、
お盆で、しかも11日でもあるので、鎮魂の意味も込めたいんです」
ここ2か月、いろんなやり取りしてきた広野町役場の飯島さんが、
最初に連絡した時に語っていた言葉も思い出されました。
思い出したら、いろんな思いが込み上げてきてしまいました・・・。
子どもも、楽しく華やかも、鎮魂も、大会スタッフたちの頑張りで
全部実現できたんじゃない? おつかれさん・・・と、心の中で伝えました。
もちろんともに参加した参加者にも・・・。
東日本大震災からこの日で1年5か月。
去年は開催できなかったという福島県広野町の夏祭り。
20人くらいを見込んでいましたが、
最終的にはスタッフの家族もあわせて40人での訪問。
おそらくみな、とっても楽しく過ごすことができたと思います。
◆関連する被災地支援プロジェクトです。どうぞよろしくお願いします!
気仙沼大島椿オイルを支援しています。津波が貫通していった気仙沼大島にありながら、しなやかに凛と咲き続ける雪国の椿。その椿の種を絞った、100%ピュアな椿オイルです。アロマセラピストたちが認めた使い心地です~。
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福島県広野町のお母ちゃんたちが作っているアクリルいちごと、宮城県気仙沼市のママさんたちが作っているアクリル椿です。ともっかくラブリ~。タワシって言ってますけど、私はバッグのチャームにしています。ドイツに帰る方のお土産にもなりました。世界制覇間近です!! ~ナンチャッテ
がんばっぺ!広野町!じんわりほかほか米ぬかホットパック
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福島県広野町の仮設住宅に住むママさんグループが作っている自然素材のホッカイロです。レンジで1分! この心地よさ、はまりますよ~。私の78歳の母は細長い肩にかけるタイプのを使っていて、毎日まったりお昼寝しています(笑)
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フラダンスを舞うことで被災地に鎮魂の思いを捧げ、被災地のみなさまを励ましたり、ご高齢のみなさまに元気をおくる活動をしています。震災1年の2012年3月、このメンバーを含む40数名で気仙沼大島に参りました。
◆関連サイトです。
元気アロマ・ネット
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