AMD Ryzen9_3900XT /新規自作PC | パソコンで人生を100倍楽しめ!

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自作PC/3DCG/ビデオ/音源/プログラミング少々。

これまでのPCに、極度な不具合が出始めました。昨年から計画していたこともあり、この機会にすべて新調しました。

新規PCの構想は、基本的にハイスペック。

 

そして、CG制作の軽快さと程よいレンダリングのスピードを望んでいます。

協力低電力で出費を抑えるのがポイントでした。

(ドスパラの比較表)

 

CPU
そこで選んだCPUは「Ryzen9_3900XT(TDP_105W)」12コア_24スレッド、基本クロック3.8GHzです。マザーボードでデフォルト設定にしていますが、オート機能で、多少オーバークロックしています。「Intel i7_4770K」とくらねると「Ryzen9_3900XT」のレンダリングスピードは明らかに早くなりました。ジェット機のような軽快さと言うより、トレーラーが低速ギアーで急坂をグングン上るような底力で押し上げて行く感じがしています。

 

マザーボード
耐久性と電源供給の安定、拡張性を求め見つけたのが、GYGABYTE「X570 AORUS PRO」です。今のところ使用感は80点といったところです。



メモリ

Curucial「DDR4_3200MHz」JDEC定格(オーバークロックなし)16GB×2=32GB、デュアル設定を選択。

G.Skillなどの(OC)タイプを使って、3600MHzまで上げれば、もっとパワーが出るのでしょうが、

長く安定的に使いたいので、当面 オーバーロックさせる予定はありません。

 

電源

CORSAIR CP902 TX1200W

余裕をもって850W 狙いでしたがその辺りより安かったので選びました。

 

アップデートしていない、古めのPCソフトは稀に落ちる事があります。

通常の使用では、何気に暴れる感じがしますが、おそらくキーボードのWi-fiが原因でしょう。


「Ryzen9_3900XT」の消費電力は驚くほどの消費はありません。CPU温度は、最初は設定不備か?それとも組み立て方に問題があるのか?と不安になりました。以前と比べて高温だからです。

 

Haswell「i7-4770K」は、4コア_8スレッド、TDPが(84w)と省電力でハイパワー、かなり優秀なCPUでした。アイドリング時の温度は「32°〜36°」程度で、クロックは「0.77GHz」程度から構える感じです。作動状況に合わせて即「3.0GHz」を超え、最高で「3.89GHz」まで跳ね上がったことがあります。

 

その時のCPUファンは、空冷(虎徹)でしたが、十分に冷やしてくれて高温が原因でシャットダウンしたことは一度もありませんでした。

 

 

3DCG制作の、Blender(ソフト)においては。レンダリングを4つ同時に行ったことがあります。

熱暴走を抑えるため、クロックに多少制御がかかっていたと思いますが、電源が落ちる事はなく、無事完走していました。

 

 

冷却装置

ラジエターは360mmの簡易水冷にしました。起動時のBIOS表示 CPU温度「47°~56°」です。最初は戸惑いました。



電源プラン「省電力」に設定。これでWindows画面に入ると、起動時直後は「4.2GHz」辺りを行き来、温度は最低で「36°」最高「62°」。平均計測温度は「56°」辺りを上下します。それが1分ほど続き、2.16GHzに落ちると同時に、CPU温度も「36°」に下がって、そこで落ち着きます。

 

「省電力プラン」だとしても、レンダリングを行えば、軽く「4.0GHz」を超え、CPU温度は「64°~69°」辺りまで一気に跳ね上がります。

 

CGソフトの作業では、たまにもたつきを感じる程度で、レンダリングでは更にそれを感じます。

 

それ以外の使用では、

 

例えば、ワードで原稿を書いたり、ネットを使う時には全く問題がないので普段は「省電力プラン」にしています。


CG系の作業では「AMD Ryzen Balanced」(バランス)にしてます。

 

この場合「3.77~4.22GHz」辺りを行き来し平均は4.2GHz。最高は「4.89GHz」まで行きます。温度は「42~56°」辺りを変動しています。

 

「AMD_Ryzen_High Performance」(ハイパフォーマンス)にすると、常に「4.0GHz以上」になり、それ以下になることはありません。この設定だと、レンダリング時は「75°」以上になりますが、まだ本格的にやっていないので、再度試してみようと思います。

 

記憶装置

PCIe 4.0 「M.2」はそれなりに高価なので、今回は候補から外しました。以下の製品は、マザーボードと同じGYGABYTE製で有力候補にしています。


GPU

10月28日に発売されるAMD_Radeonの様子を見て、NVIDIA_GeForce_RTX3080と比べようと思います。

 

RTX3080は、消費電力+発熱が従来のGPUより大きく、両者とも、もう少し下がってほしい所、RTX2080ti以上のスペックが狙いなので、新規のAMD_Radeonには期待しています。


また、UE4というゲームエンジンで映像を作りたいという希望があります。もう一つ、AMDが提供している3DCGのレンダラーも使ってみたいと思います。そこでCPU、GPUをAMDで揃えられたらと願っています。

 

◇まとめ

システム全体の発熱の具合で、PCケースをもうひと段階大きなものに交換、そこにファンを増設しようか検討しています。


普段の使用では、それほどのパワーはいらないので、今回、組み立てたPCはCG制作専用にさせ、旧PCも復活させたいところです。しかし、肝心なCPUが壊れているかもしれません。

近々、詳しく調べてみます。


◇編集後記

前回のPCは5年前に作りました。クリエイターの知り合いからCPUとマザーボードを新古状態で譲り受けたものです。

その前は2010年。この時も、店員から1年型落ちを勧められ、AMDのややハイスペックなものを手にすることができました。


日頃、部品関係の記事に軽く目を通していましたが、いざとなると、分からないことだらけです。現状と先を見越し予算とを照らし合わせながら、何が最適なのか?に戸惑います。

 

また今回、iPhoneと11incのタブレットで情報収集していました。そのおかげで2週間ほどかかり、改めてPCは必須ツールだと実感した次第です。