死ぬ前のちょっとした違和感

以前対談した西智弘先生が興味深い投稿をしています！

Dr.西智弘＠リレーショナルアート「奢られる人奢る人」12/28@tonishi0610
＃死ぬ前に感じることで集めた、皆さんの「亡くなる前のちょっとした違和感」をまとめました。D.Huiの学術研究の解説もつけてます。死ぬ前に感じること。｜Tomohiro Nishi @tonishi0610 #note https://t.co/rtV5twXfL0
2019年12月27日 20:25

死ぬ前に感じること

https://note.com/tnishi1/n/nc75098ecb080

私の本の紹介もしてくださってました！

光栄です！！

「中直りは仲直り」とも言われていて、この時間は神さまが与えてくれた奇跡の時間なんだから、その機会を大切にして家族と一緒に最後の言葉を交わす時間にした方がいい。看護師の後閑愛実さんの著書に、この「中直り」の話題が出てくるので興味ある方は参照されたい。

「亡くなる前のちょっとした違和感」ってたしかにあるんですよね。

死ぬ前には「なかなおり現象」というものが起きることがあります。

（すべての人にではありません。）

「なかなおり」は辞書だと「中直り」と書きます。

死ぬ直前に、ちょっと元気を取り戻したように見える時期のことを言います。

医学的には、アドレナリンやエンドルフィンなどが作用していると言われています。

西先生と外科医の中山先生とそのことについて対談したことがあります。

◆80年代生まれの医師と看護師が語る、
医療現場で教えられた「これからの命の終わりとの向き合い方」

https://diamond.jp/articles/-/197018

後閑

これを『臨床の七不思議』（三五館）という本で、医師である著者の志賀貢先生は「中治り現象」と書いていますが、病気がまさに「治った」のではないかと思える時間だからでしょう。
他にもこの時間をご著書の中で「入舞（いりまい）」と書かれている先生もいます。入舞とは、歌舞伎などで演技終了後にカーテンコールみたいに舞台に演者が集まってきて「ありがとうございました」と挨拶することです。人生にもそういう時間があるよ、ということです。また、「仲良しの時間」と呼ぶ先生もいます。

　私は「なかなおり」と呼んでいますが、漢字で書くと「仲直りの時間」。ちょっと元気を取り戻したように見える時期に、家族に「ありがとう」と言ったり、今までのわだかまりを解消するようなことをする患者さんが多いからです。このことをFacebookに投稿したら、看護師の友人から「うちは『仲良しタイム』って言ってる」「うちは『中直りタイム』って言ってる」などとコメントがありました。

　科学的には明らかではないのだけれど、臨床の看護師は結構経験しています。

西先生と中山先生の話も興味深いです。

こちらもぜひご覧ください。

◆80年代生まれの医師と看護師が語る、
医療現場で教えられた「これからの命の終わりとの向き合い方」

https://diamond.jp/articles/-/197018