神奈川県での講演会報告 | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

どうか大切な人の最期を穏やかに看取れますように
どうかあなたが最期まで、笑って楽しく生きられますように
最期まで笑って楽しく過ごせる生き方をサポートしたいと奮闘中。

2020年1月18日、神奈川県で訪問看護師さん対象の研修会で登壇させていただきました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

「祖母の死に目に会えなかったことをとても後悔していたので、自分自身が救われたような気がしました。」

 

「自分の家族が亡くなった時のことや、私も訪問看護で看取りを経験させて頂いたことと重なり、涙が止まりませんでした。うまく言葉にできないのですが、今日お話を聞けたこと、ずっと心に留めておきたいと思い、今日お話を聞けたことができ、本当によかったと思いました。」

 

「今回の研修会に参加して、本当に良かったです。人の人生の最後に関わるという訪問看護師の仕事をほこりに思い、自分の命が終えるときにいい人生だったと言える生き方をしていこうと思います。」

 

「すごくよかった。うまく言えないけど、話を聞きながら、今までのいろいろな看取りの場面を思い出しました。どのお看取りにも、後悔ということはないけれど、もっともっと愛があったら良かったなと思うし、今後愛をもって接していきたいです。」

 

などなど。

大変嬉しい感想をいただきました。

 

私の話が少しでも心の癒し、また明日への活力になったと思うととても嬉しいです。

このような貴重な機会を作ってくださった研修担当者様のご尽力に感謝です。

本当にありがとうございましたキラキラ

 

 

 

ご依頼いただければどこへでも講演しに伺います。

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以下は講演会参加者の感想の一部です。

(シェアOKいただいた方のみ)

 

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「看取り」の際に立ち会えなくてもいいと話されていましたが、「間に合わなかった」と思っている家族をたくさんいてきました。「どう関わってきたかの方が大事だよ」という話をきき、今後の看取りの際はご家族にそのことを伝えてあげたいと思いました。自分の体験談としても、祖母の死に目に会えなかったことをとても後悔していたので、自分自身が救われたような気がしました。「いのちの終わり」について、深く考えてきたことはなかったが、「あんな最期いいよね」とご家族や関係者の人が思えるような接し方ができるよう関わり方を振り返りたいと思います。(40代 訪問看護師 女性)

 

 

一般の訪問看護を約14年、現在は精神訪問看護に携わっているので、看取りの環境からは離れています。振り返ってみると、もっとご家族の心に寄り添えたら良かった…と思うこともありました。ご自分で生命にピリオドを打とうとしてしまう利用者様を前に何ができるのか、何が必要なのか…自分の中で葛藤しています。胸がいっぱいになりました。いろいろ考えることがあります。たくさん課題ができました。ありがとうございました。価値観の幅、広がった気がします。(50代 訪問看護師 女性)

 

 

看護師になるとき「人が死なない、良くなっていく病棟に就職しよう」と思って整形外科を選んだ。そしたら骨肉腫、平滑筋肉腫、転移性骨Meta…思わぬ看取りに立ち会うこととなった。今も訪問看護で看取りを担当し、十人十色、その都度これでよかったのか?と振り返る。今でも沈黙は怖い。何か話さなきゃと焦るところはある。「ぐっと堪えて見守る」が私には必要なんだと改めて思った。在宅でもベッド柵はあるので、家族への環境整備、実践してみようと思います。NOAの方舟、たからもの、を実践しようと思います。スタッフと一緒に考え、共感していけるといいなと思います。(40代 訪問看護師 女性)

 

 

 

息を引き取る時にいなかった家族等に対して、ぬくもりをとっておくという考え方は素敵だと思った。ぬくもりがあるうちにみんながお別れできる、「ありがとう」を言える時間を自分もつくっていこうと思った。先日看取りをしたスタッフがおじいちゃんが大好きだった孫に、息を引き取った後、おじいちゃんを後ろから抱っこしてもらった(あたたかいうちに)と言っていた。若いお孫さんにぬくもりを感じてもらったということでよかったと思った。もう一度、スタッフをほめてあげようと思った。とてもわかりやすく、おもしろい講演でした。本を買って、スタッフにも読んでもらいたいと思います。(50代 訪問看護師 女性)

 

 

 

いろいろな最後を看取る中、それぞれの人生に“幸せ”が隠されているとは思ったことがなかった。本人や家族の思いを深く聞き出すこともできていなかったと思う。最期をどう迎えたいか、しっかり話ができないまま、最期を迎えてしまった。家で過ごしたいという思いは確認していたが…病状が進んでいくなか、起こりうる可能性や今後どうなっていくか、本人、家族にもっと寄り添っていきたいと思った。亡くなって時間が経ち、身体が冷たくなったところに家族が到着した時、“こんなに冷たくなった”と言われたとき、何も言葉をかけられなかった。あのとき"ぬくもり”が残っていたら、家族の思いも違っていたのかもしれない。残された家族が辛い思いをしないよう“ぬくもり”のことも考え、最期に立ち合っていこうと思いました。とても楽しい講演で、もっと聞いていたかったです。話し方が上手で、患者様にもこんなふうにお話できたら“NOA”がうまくできるんだろうなぁと。今後の自分に役立てていきたいと思いました。違う看取りができるように頑張りたいです。ありがとうございました。(40代 訪問看護師 女性)

 

 

30代までは病棟での看取りに関わっていましたが、患者様の背景に目を向けることが少なかったように思います。在宅での看取りをするようになって、家族含めての看取りを考えられるようになった気がしますが、看取りが次々と続く時期があり、亡くなった患者様をどう穏やかな表情にするのか?どうきれいにするか?ということにこだわりすぎていたかもしれません。患者様を中心に取り巻く人間関係や社会性にもっと目を向けていこうと思いました。自分が送り人になったように感じてました。日々の仕事のなかで、何気なく行ってきたことを、言葉でこれほど具体的に表現して頂いて、ありがとうございました。(50代 訪問看護師 女性)

 

 

医師が死亡確認をしたらその時がー ではなく、(家族が理解し)空気が変わったらということ、「ありがとう」でありがとうの感謝の思いを探し、みんなの思いが「ありがとう」の空気に変わる、魔法の言葉になるということ。ぬくもりを感じ、沈黙の間は考えるまであることなど、改めて「NOAの方舟」はいい言葉であると感じました。残された家族にとって思いも寄らない思いをかかえて看取りに立ち合っている方も多いが、この言葉で少しでも家族の良い看取りの思い出になってくれると良いと思う。自然にこの思いの言葉を身に付けられるようになりたい。本日の先生のお話で、改めて再認識できたこと、はげまされたような思いを感じました。先生のお人柄もとても良く、素敵な感じを受け取りました。私はとても先生に共感をえました。また、思いだけではなく、先生のように多くの知識を身につけたいと感じました。(40代 訪問看護師 女性)

 

 

いろんなケースを聞きながら、今までの経験を思い出すだけでなく、自分が看護師になった頃や、訪問看護にやりがいを感じたことを思い出すことができました。自分が在宅看護を仕事に選んだ理由、病院で感じていた本人や家族との距離の遠さがもどかしかった頃を思い出せました。今、本人や家族と話をしている時間について良いのか悪いのか悩むことも多かったのですが、これからは自信をもって物語を聞き、つないでいけたらと思いました。(30代 訪問看護師 女性)

 

 

在宅の仕事をしてみて、寄り添うことの難しさ、自分の人間力の乏しさに改めて実感しとまどっています。ただの風呂入れ係、褥瘡の処置係、バイタル測定係になっていないのかとターミナルの訪問のたびに足踏みし、迷走しています。1週間(Sunday〜Saturday)の中に、Somedayはどこにもないので、「いま、ここでやらなければ何もはじまらない」とは思っていますが、死を理解できていない家族や緊急性がわからない在宅医などを前に、うまく伝達報告できていない自分のいらだち、知識のなさに苦しんでおります。死ぬことをもっと厳かなこととして、ご家族に関われるような看護師になりたいです。「た・か・ら・も・の」なるほど…と思いました。「呪い」にはびっくりしますが、ついやっているかもしれません。悪意がないからたちが悪いのですね。今後、「病気の方が一枚も二枚もうわてでした」この言葉使わせていただきます。(20代 訪問看護師 女性)

 

 

ぬくもりを伝えること。思い出を語ること→その場の空気が変わる。ありがとうを伝えること。自分の家族が亡くなった時のことや、私も訪問看護で看取りを経験させて頂いたことと重なり、涙が止まりませんでした。うまく言葉にできないのですが、今日お話を聞けたこと、ずっと心に留めておきたいと思い、今日お話を聞けたことができ、本当によかったと思いました。支える側の心身のケアについても聞くことができたことは、とても良かったと思いました。(40代 看護師 女性)

 

 

グループで話をすることで、いろいろな話を聞くことができ、価値観を広げることができました。仕事をかかえすぎる傾向にあるため、助けてと言えるようにしていきたいと思いました。(50代 看護師 女性)

 

 

看取りをするたびに、いろんな価値観に触れ、自分の人生や自分の親のことにリンクすることが多くなってきました。自分が今まで心がけてきたご家族への言葉かけ、気遣いが、少しでも役だったのではないかと感じることができました。幸せな死ということを目指し、温かい時間が提供できるようなかかわりをしたです。今までお看取りした方のご家族から頂いた言葉が私のこれから行う看取りへの原動力となっています。幸せだったありがとうという言葉が、残された人の生きるための力となると信じています。なので、時に自分がしんどいと感じても、この仕事にかかわることをやめられません。ずっと先生の講演を聞きたいと思っていました。最後の話、すごく胸に迫りました。私も患者さんに自殺されそうになったことがあります。未遂で終わりましたが…。先生の話をきき、その方が私に問いかけをしてくださっているのだと改めて思いました。先生のお話が、明日からの活力になりそうです。ステーションに帰り、皆に伝達したいと思います。助けを求めることも忘れないようにしたいです。(40代 訪問看護師 女性)

 

 

職業的なものか、性格的なものかわからないけど、亡くなったら亡くなったと、ただそれだけで、その後の「ぬくもち」というものまで気を回したことがありませんでした。いかんせん親族で亡くなったものもおらず、実際の看取りは患者様(他人)のみだったので、ご家族間で何かしら思いあっていくものだと思っていました。ただ最近19年一緒にいたネコを亡くし、先生の話を聞きながらネコの看取りを思い返していました。人間ではないけれど、私と誰よりも長く一緒に過ごしてきました。その最後の時を思い出すと、本当に先生の話の通りだったと思います。息が止まり、心臓が止まり、でもあたたかくて、あたたかい間、さよならができました。死後硬直したのを見てようやく亡くなったことを実感しました。やっぱり最後は「ありがとう」を連呼していたし、やっぱりそれまでの関係性が大きかったのかなと思いました。すごくよかった。うまく言えないけど、話を聞きながら、今までのいろいろな看取りの場面を思い出しました。どのお看取りにも、後悔ということはないけれど、もっともっと愛があったら良かったなと思うし、今後愛をもって接していきたいです。今、私の身体とバイバイするとしたら、「楽しいこといっぱいしたねーありがとう」です。亡くなる時もこの気持ちがもてていたらいいなと思います。(40代 訪問看護師 女性)

 

 

看取りの死亡確認は、みんな揃ってから!予期していた死を急ぐ必要はない。このことは訪問の施設での看取り、在宅での看取りでも、頭の中で考えながら動いていなかったように思います。自分自身がもっとももっと落ち着く必要があると感じました。ご家族にぬくもりを感じていただく工夫をしていきたいと思います。人生の最後の時間に思い出を語る余裕は足りていなかったように思います。大変参加させて頂いてよかったです。自分の最後のときにありがとうと言えるように自分と向き合って生きていきたいです。(50代 訪問看護師 女性)

 

 

病院で働いていると、病院の決まった価値観を業務的に実践していた気がする。現在、訪看で働いているが、その人の価値観を尊重し、看取りできるので、先生が言っていた「価値観が広げるもの」という言葉がまさにその通りだと思った。もし自分が死に向き合った時は、自分らしく死んでいきたいと心から思う。それはみんな同じ考えなのではないか?家族には悲しい思いをさせないで、明るく過ごしてほしい。看護師経験15年以上経ちますが、ずっと急性期看護業務をしてきました。忙しい業務の中、点滴や採血、医師の介助等を主にして働いていることで、“看護師やってます”と勝手に思い込んできました。1年前に部署移動があり訪看になりました。主義的な看護が一切なく、物足りない日が続いた時、ターミナル期の患者さんと初めて関わることになり、点滴もなにもしない、ほぼ清潔ケアと体調管理の日々でしたが、その方が亡くなった時、家族にとても感謝されました。看護って寄り添う、その場にいることだけでも看護になるということを実感し始めた時にこの勉強会に参加したので、とても勉強になりました。さっそく学んだことを実践してみたいと思います。(30代 訪問看護師 女性)

 

 

 

 

 

 

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大切な人だからこそ、真剣にその死に向き合ってみませんか? 

後閑愛実の講演を聞いた後、一緒にみんなでお喋りしながら考えます。

 

 

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後閑愛実(ごかん めぐみ)

 

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