卒コン~川本紗矢~ | あるヲタ気質の脳内

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渡辺麻友・AKBにひたすら特化した内容のブログ

今回は、もう1人の推し…川本紗矢について。

渡辺麻友の卒コンで、Wセンターを勤めた3人の内の1人。
楽曲は、君のことが好きだから。

先ず、卒コンのセットリストの中で、渡辺麻友がオリジナルで参加していない楽曲は3曲。

君のことが好きだから
約束よ
桜の花びらたち

約束よは、チームK 2ndの青春ガールズ公演の中の楽曲。
言わずもがな、チームBが一番最初に行った公演であり、3期生にとって思い出が深すぎる楽曲。
桜の花びらたちは、彼女自身が思いを語っている通り、彼女の中でAKBが始まった大事な楽曲。
つまり、オリジナルではないけれど、11年の活動の中で歌い継いできた楽曲なのだ。

何故、君好きなのか。
彼女にとって、深いエピソードがあるわけではない。私の知るかぎりは。
だがAKBにとっては、コンサートで必ず歌われる楽曲であり、メンバーとファンが最高に盛り上がる楽曲。
川本紗矢に似合うし、客席とステージが一体になるから…と考える事が出来るが…もっと、掘り下げて考えたい。

君好きは、アンダーガールズ名義の楽曲。
そして、この曲はRIVERのカップリング曲だった。
RIVERといえば、AKBが初めてオリコン1位を獲得した楽曲であり、秋元氏からメンバー達への強いメッセージが込められた楽曲。
ここから快進撃が始まったと言って良い程の転機となった楽曲。
RIVERの前が言い訳で、なんとも高低差のある降り幅を持ったグループ何だと思わせた楽曲。

打って変わって、カップリングのアンダーガールズの君好きは、疾走感満載なアイドルソング。
ライブでは必ず盛り上がる鉄板ソングになった。

私は川本紗矢の事を、パフォーマンスで好きになった。
ダンスが上手いとかは解らない。
それにパフォーマンス重視なわけでもない。
ただ、倉持チームBの初日をオンデマで、まゆゆきりん揃い踏みを目当てに観ていたら、時折映る川本紗矢の姿に目を奪われたのだ。
ほんの一瞬映る姿に目を奪われる衝撃。
まゆゆきりんを見ているはずなのに。
彼女の躍動感と輝きに魅せられた瞬間だった。
人を引き付けるパフォーマンスを持っている子だと、私は今でも思っている。

そんな彼女も今壁にぶつかっている。
推されては来たものの、梯子も外されかけ、人気の面でも伸び悩み…。
推されの時期は年齢と共に移る。

倉持チームBの初日から、彼女を眺めていて思うのは、ずっとどうしたら良いのかと言うことと戦い続けている様に映る。
彼女の深くある思いは、変わることなく成長し続けている。
それはAKBが大好きで、グループの為に頑張りたい。
彼女の目標を、新年毎に聞いてきたのだけど、少しずつ変化をしていた。
グループの役に少しでも立てるように…グループを少しでも支えられる人になりたい…グループを引っ張って行ける人になれるように…。
成長と共に、思いも成長し続けて来た。
だが、彼女の中には常にどうしたら良いのだろうが存在している。
キャラが無いことや、上手くMCが出来ないことを気にしすぎる所がある。

SNS…本当に真面目な性格なのだろう。
全てに手を抜かずやろうとする。
だが、不器用なタイプなので使い分けがなかなか出来ず、面白くないと言われる。
だが長く見て行くと、少しずつ変化をつけて成長しているのがわかるのだが、皆が皆、それを待つわけではない。

MCやショールームなど、話す事に関しても同じで、どうしても当たり障りのない表現をしてしまい、また面白くないと言われる。
だけど、それでも積極的に手を挙げ、工夫をし、変化を見つけようとしている。
公演でも常に積極的に声をだすのも、昔から彼女がやって来ている事の1つ。

だけど、それに気付き気に留めるのは彼女のファンばかり。
地味な事をコツコツと継続し、わかる人にしか伝わらないのは誰かと被る。
自分がツボにはまったことを、何度も話してしまう姿も。
興味がなくなるのもなかなか早く、なくなるとその事に触れなくなるのも。
たまに発する一言に、程よい毒がある所も。

ただその人と大きく違うのは、変人ではないという部分。
変人というのは褒め言葉なんだけど、普通に収まってしまうということ。
そしてドラフトという性質上、絆と信頼を築き上げた同期がいないという部分。
この2つの違いは大きい。
資質はあるのに。どこか1つ、歯車が噛み合えば本当に面白い子なのにと感じる。

私は昔から川本紗矢を、まゆゆきりんのハイブリッドの様な子と言っている。
天性のアイドルの輝きを持ち、プロアイドルとしての努力を惜しまない。
だが、それが彼女の長所であり、伸び悩む短所でもある。

それと体の成長。
私は彼女が、レッスン等に手を抜いている様には思えない。
体の成長自体は個人差があり、怠けての成長でない限り、責めることは出来ない。
20歳辺りから、また変化をしてゆく年齢になる。その時、驚く変化をしているだろう。

と、話はそれたけれど、君好きを選んだ裏には、riverの歌詞の強いメッセージが込められているのではと感じている。
渡辺麻友は、口にはしないけれど、良く人を見ている人。
川本紗矢が、なかなか抜け出せないジレンマに陥っている事。
焦りや迷い、葛藤の渦に飲み込まれていることを感じていたんじゃないのかな。

自分を信じろ!諦めるな!
そんな意味が込められてたんじゃないのかな。
あの世界観の中に、riverは無理があるからね。
二人とも推しなだけに、こじつけに近い考察なんだけど。

必ず意味があるメンバーであり、楽曲であると言うことになので、深く考察してみました。
正解か不正解かは知るすべもないが、必ず渡辺麻友の川本紗矢に対する思いが込められている。
それを川本紗矢が受け取れるか。
まゆゆきりんは、川本紗矢の力を信じている事を、彼女には力に変えて進んでいってもらいたい。