Crossfaith好きにオススメするバンド14選。(2018/10/05追記) | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


今年から始まった新企画の内のひとつ
 
『○○○が好きならコレも聴け』
 
これまでの記事にも似たようなことは何度も書いていたものの

このバンドが好きならコレも、と

ひとつのバンドに焦点を当てたことは少なかったように思う。
 
要はそれに特化したもの。

以前【新しい音源・音楽の発掘術】で書いたようなことを

こうしてお人好しなワタシ自ら、再び筆を取った次第。

第1弾として【FACTが好きなら、コレを聴け!】を書きましたが、

本格的にこういう記事を書こうと思ったのは
 
Crossfaith初のワンマン】ツアーの際のレポに

Fail Emotions のことを書いたことがキッカケでした。

先日のATFも盛況だったし、その熱が冷めない内にいきましょう。

ってことで第2弾はこちら
 

 

 

 

 

 

Crossfaithが好きなら、コレを聴け!

 

 
 
です。
 
この記事を書くに、大元のバンドは国内外問わずだが
 
少なくともある程度の知名度があるバンドでないと意味がない。
 
知名度の低いバンドを元にしても、
 
いやいや、そしたらまずそのバンドを紹介しないとダメだろ
 
ってことになってしまうので。
 
なので
 
ク○ニーと正式にメジャー契約を果たし
 
Zeppワンマンを行うようになったCrossfaithを元に
 
Crossfaithが好きな人には間違いない!
 
コレも絶対に好きになるぞ!
 
と、思うバンドを羅列していこう。
 
 
ハイ、前フリはバッチリですね。
 
まずはこのバンド
 

 

 

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Fail Emotions (from Russia)

ロシアの誇るトランスコアバンドFail Emotions
オリジナルのロボットのようなものをオフィシャルアイコンとし
アルバムのジャケットや、バンドTシャツにもそれが使用されている。

これまでに3枚のアルバムをリリースし
すべてGO WITH MEから日本盤もリリースされている。
3rd Album【Renaissance】ではボーカルを含むメンバーチェンジをしたものの
初期からの音楽性に大きな変化は見られない。
トランス要素に加え、ダブステップの要素も組み込んだ
ポスト・ハードコア/メタルコアなサウンドは実にハイクオリティ。

CrossfaithのAPOCALIZE WORLD TOUR ロシア公演にて
スペシャルゲストに選ばれた。
2013年に、【激ロックTOUR】にて初来日
2014年に、NEW BREEDの公演のゲストに選ばれ、
自身メインとなる【2日間来日公演】で二度目の来日
ロシア出身ということもあってか、メンバーも親日家多し。
 
Fail Emotions
 - Makes Bad
 - REBORN
 - Final Frontier

 
 
 

 
I See Stars (from US)
ポスコア・メタルコアサウンドに、キーボードやシンセ等を取り入れた
US産エレクトロコアバンド。

デビュー盤となる1st Album『3D』では
初期はそういったエレクトロ要素も強く、ダンサブルな曲も多かったイメージだが
3rd『Digital Renegade』や4th『New Demons』では
そういったISS特有のエレクトロ要素も活かしつつ
初期より格段にヘヴィになってる感がある。
近年のバンドに見られる、vo.Devin のハイトーンボーカルも映える。

2013年には、SCREAM OUT FEST 2013で初来日を果たしている。
昨年8月には、これまでの楽曲をアコースティックverで収録した
アコースティックアルバム『Phases』をリリースしている。

I See Stars
 - The Common Hours
 - Fifth Friends Unite
 - New Demons


 

 

 

 
Attack Attack! (from US)

ISSと同じく、メタルコアやポスコアなサウンドに 
シンセ等のエレクトロ要素を詰め込んだバンドで
そういったバンドのパイオニア的な存在のひとつに数えられる。
こちらもUS産。 2013に解散している。
 
活動期間中は、メンバーの入れ替えが激しかった印象があるが
過去、このバンドに在籍していたメンバーとして
vo.Austin は現在、Of Mice & Men(- The Depths) のボーカルとして活動中。
そしてvo.Caleb は、現Baretooth(- In Between) のボーカルを務めており
Crossfaithの新譜『XENO』に収録されている"Ghost In The Mirror"で 
フューチャリングしている。

Attak Attak!
 - stick stickly
 - Smokahontas
 - The Revolution


 

 

 
Abandon All Ships (from Canada)

こちらはカナダ出身のエレクトロコアバンド。
そういったエレクトロ部分に関しては
I See Stars よりかは、Crossfaith寄りに感じる。
2010年にリリースしたデビュー作『Geeving』が 
カナダのアルバムチャートで最高27位を取得。

作年5月
その1st『Geeving』と2nd『Infamouse』の
リイシュー盤を、GO WITH MEからリリース。
そして2014年に解散していたバンドが先日、奇跡の復活を果たし、
1st albumの再現ライブを行うという激熱ニュースも↓
Abandon All Shipsが元Woe, Is Meのメンバーを含むオリジナル・ラインナップで再結成、デビューアルバムの5周年記念ライヴを開催
 
Abandon All Ships
 - Take One Last Breath
 - Geeving
 - August

 

 

 

 

 
Adam Kills Eve (from Italy)

今度は所変わってイタリア産のエレクトロコア・スクリーモバンド。
日本盤をリリースしたGO WITH MEの作成したNAVERまとめによると
スペーシーデジタルスクリーモバンド、とジャンル分けされてました。
…言ったもん勝ちだなオイw
しかし、代表曲から垣間見れる"宇宙感"
そして、空気を切り裂くスクリームは圧巻。

Adam Kills Eve
 - Maybe In Space
 - Ms Destruction
 - C'Mon (Ke$ha Cover)

 

 

 

 

His Statue Falls (from Germany)

再び所変わって、お次はドイツ産のエレクトロコアバンド。
こちらも国内盤がGO WITH MEからリリースされている。
これまでに挙げたバンド同様、エレクトロ要素のある
ポスト・ハードコアサウンドを展開している。
曲によっては、そのエレクトロパートが
初期CFを彷彿とさせる楽曲もあり、
この曲】とかはまさにそんな感じが見て取れる。
そういった音楽性ゆえに、このバンドも
CFが好きな人たちにオススメできるバンドだと思う。

 

His Statue Falls
 - Breathe In Breathe Out feat. Chuong Trinh
 - I Am The Architect
 - The Virus

 

 

 

 


Enter Shikari (from UK)

"Rave meets Metal"が、ほぼ合言葉のようになりつつある
UK出身のエレクトロメタルバンド。
これまでのバンドよりも遥かに"コア"色はなくなるものの
時代を先駆け、こういった音楽を世に広めた功績は絶大。

SUMMER SONIC他、単独公演でもたびたび来日している。
2014年来日時には、Crossfaithとネット対談・Q&Aを実施し
代官山UNIT公演】では、Koieをスペシャルサプライズゲストとして招き
自分たちの曲を1曲歌わせた。
 
Enter Shikari
 - Sorry You're Not A Winter
 - Sssnakepit
 - There's A Price On Your Head

 

 

 

 

 
NEW BREED (from Japan)

結成から数えた活動期間は、この手の国内バンドの誰よりも長いが
活動自体があまり頻繁でないのもあってか
イマイチ知名度に欠けるので、ここで改めて。

昨今の流行りとも言えるエレクトロ要素を含んだラウドなサウンドを
国内で最初に取り入れたとの呼び声高いNEW BREED
Crossfaithの『INTO THE ZION ASIA TOUR』に同行したり
SCREAM OUT FEST出演経験もある。

2014年10月、gt.TAMAがバンドから脱退したが
脳出血の為、バンドから一時離脱していたgt.Kazukiの代わりに
Crossfaithでのサポートギターを勤め、現在も続けている。
 
NEW BREED
 - Immune to anything but you...
 - A Little Bit Of Bitterness
 - Things we've lost

 

 

 

 

 
BLOOD STAIN CHILD (from Japan)
既に没落しつつある感半端ないが
Crossfaithよりも遥か前に海外デビューし、
海外のレーベルとも契約していた。

初期はメロデス寄りであったものの、
徐々にその色も薄れ、今はトランス・メタルと公言。
故に、ZION… 最低でもAPOCALYZEまでのCFリスナーならまだしも
XENOからCFに入ったような人にはちょっと… な感はあるな。
ブラステはあくまで"メタル"バンドにカテゴライズされるし、
もちろんライブでのフロアの客層的にも、ね。
ディッキはいたツーステ命のウェイ系キッズはお呼びじゃない。

確かな実力を持っていたのに、現状の低知名度になっているのは
ひとえに活動が活発でないことと、メンバー、
特にボーカルが安定しないことが最も大きな要因だと思われ。
同じバンドでここまでボーカルの入れ替えの激しいバンドも珍しい。
ベースとスクリームを兼任しているRYOがメインボーカルを勤めるのが
このバンドにとっていちばん良いと思うってのは
初期からのブラステリスナーの共通見解であり、
下手したら現行のリスナーですらそう思っているきらいもある。

過去の栄光はどこへやら、このまま埋没し
細々とバンド活動をしていくには非常に勿体無いバンドであることは確か。
 
BLOOD STAIN CHILD
 - FREEDOM
 - TRUTH
 - LAST STARDUST

 

 

 

 

 
Pendulum (from Australia)
エレクトロ要素にヘヴィな楽器隊、激しいシャウト
そんなバンドばかり紹介するのもアレなので。
オーストラリア産エレクトロ・ロックバンド。

ドラムンベースブレイクビーツを武器に、世界を席巻。
この手のジャンルでは、The Prodigy 以来のバンドと注目される。
1st『Hold Your Colour』で、ドラムンベース界最大級とも言えるヒットを飛ばし
その勢いのまま2nd『In Silico』では、全英総合2位
iTunesのエレクトロチャートで1位を獲得。
2008年にサマソニで初来日を果たし、裏ではThe Prodigy も演奏する中
それに引けを取らない集客を誇り、
巨大なダンスフロアを作り出したのは有名な話。

現在、バンドしては無期限休止状態にあり、
メンバーの一人が
エレクトロ・ダブステユニットKnife Pary(- Bonfire) で活動している。
今年のULTRAバンド編成復活するって噂があるが
本当なんだろうかね…
仮に復活しても、その時だけな気がするが。

Pendulum
 - Slam
 - Showdown
 - Watercolour

 

 

 

 

The Quemists (from UK)
ドラムンベースを基調としたサウンドに、
そこにヘヴィなロックサウンドをプラスする
UK産エレクトロユニット。

 

そのサウンドのクオリティはPendulum メンバーを唸らせ、
Enter Shikari のワールドツアーでゲストに抜擢されるという、
シーンの中核を担うバンドたちにも認められているほど。

 

2016年にはCFのvo.Koieをゲストに迎え、
"Anger" という曲をシングルでリリースした。
既に来日した経験もあり、CFリスナーの多くの人が
このThe Quemists も知っているだろう。
ってことで選出。


The Quemists
 - Take It Back (feat. Enter Shikari)
 - No More
 - Anger feat. Kenta Koie of Crossfaith

 

 

 

 


Ninja Kore (from Portugal)
既に地元ポルトガルでは話題騒然!
ポルトガルをはじめとしてEDMフェスでも多大な実績を残し
昨年10月には、激ロック関連の公演で早くも初来日を果たした。
EDMコアユニット、Ninja Kore
その際、初来日を記念して『日本旅行』と題したアルバムも日本限定リリース。

日本盤をリリースするGO WITH MEからも
当初は「ニンジャ・コレ」とアナウンスされていたのに
いつの間にか「ニンジャ・コア」となっていた。(どっちがホントなんだよ…)

地元で席巻している実力は本物で、
その気になったらUltra とか、ソニマニに出ててもいいんじゃないかレベル。
ライブ動画を見ると、バンド編成の時と、そうでない時があるようだが
昨年の来日の際はバンドではなく"ユニット"として来た模様。
ボーカルを務めるFabio は、Hills Have Eyes (- The Bringer of Rain)という
メタルコアバンドでもメインボーカルを務めている。

Ninja Kore
 - DEFENDERS
 - JUMP DA FUCK UP
 - Ayo Technology

 

 



Zardonic (from Venezuela)
Ninja Kore が聴けるなら、こちらもオススメ。
ベネズエラ出身の覆面DJ、Zardonic
レコードショップでは
メタル×EDM Slipknot×Skrillex
なんて推され方をしている。
国内盤が出る前、輸入盤しか出回らなかった時期でも
そこそこの数字を出して売れていたようで
国内盤が取り扱われるようになってからというもの
レコ屋(主にタワレコ)でのプッシュされっぷりがすごい笑
しかし、聴いてみればそれも納得できるほどの
サウンドをしていると思う。


他バンドの曲のリミックスで参加していたり、
The QuemistsCelldweller のように
Zardonic の曲にフューチャリングするゲストも多い。
CF好きにも間違いなくハマるZardonic サウンド
是非。

 

Zardonic
 - Bring Back The Glory
 - Credo Revolution (Zardonic Remix)
 - Revelation

 

 

 

 

The Prodigy (from UK)
忘れちゃいけない最後はこの人たち。
CFのキラーチューン"Omen"の原曲は彼らのもの。
UKの誇るテクノ/エレクトロバンドのThe Prodigy


レイヴカルチャーを基盤に、
ロックサウンドにテクノ要素の融合を試みた先駆者的存在。
ドラムンベースを取り入れたのも早く、そういった点でも
CFはもちろんとして、Enter Shikari Pendulum にも
多大な影響を与えたであろうことは想像に難しくない。


The Prodigy を聴かずして、CFを聴くことなかれ。


The Prodigy
 - Firestarter
 - Voodoo People
 - Need Some1

 

 

 

 




とりあえずはこんなところだろうか。

是非ぜひ、リンクを貼った曲や、バンド名をクリックして

曲を聴いてみて欲しい。

 

あくまでCrossfaithと同じく、

エレクトロ要素を含んだバンド、ユニットを選出してみた。
 
エレクトロ要素を取っ払えば、他にも色々出てくる。
 
 
Crossfaithメンバーが影響を受けたという知名度抜群勢

Linkin ParkSlipknotLimp Bizkit...etc
 
Crossfaithが自身がメインのライブにゲストで呼んだ若手~中堅勢

We Came As RomansWhile She SleepsMiss May IArchitects ...etc

今年はそこにNorthlaneSkindred も加わるな。

前回の【ACROSS THE FUTURE 2016】のレポの最後に書いた

次回ATFに呼んで欲しいバンドとかも見てみるとまた。

海外でのライブで対バンしたのとかも入れたらもうキリがないレベル。
 
こうしてCrossfaithをキッカケにして
 
色んな音楽を、色んなバンドを知って欲しいし、好きになって欲しい。

コレが【OUTBURN 2014】や【ACROSS THE FUTURE】で

Koieが言っていたことだし

同じ理由でこういった記事を書こうと思った次第だ。

まぁ、最近の国内活動の多さを見ると少し疑問にも思うが。


とはいえ、それまで海外メインで戦ってきたのは紛れも無い事実で

Crossfaithというたったひとつのバンドから、こんなに多くの音楽に繋がり

こうも広がりを見せられる。

だから"音楽"を好きになって欲しいし、

こういうのが"音楽"の楽しいところじゃないかなとは思う。

クソみたいな顔ファンや、そのバンドのみに固執するようなクソ信者には

絶対に出来ない、理解できない楽しみ方であると思う。


元ネタとなるバンドが好きな人の音楽に、好みに

広がりが持たせられたら幸いです。