Our Hollow, Our Home - UK期待の新鋭メタルコア&協力願い。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。



さてさて、前後半に分けて

言いたいことをブチ撒けてスッキリしたところで

今回はちゃんと生産性のある

新バンド発掘記事といきましょうか。

とはいえ、この発掘シリーズとしては

今回、自ら発掘したのではないってことで

少し負い目はありますが…(。-∀-)笑

USよりも硬派なバンドが生まれやすい!

と、自分の中で話題のUKはSouthampton から

新鋭Melodic Metalcore



Our Hollow, Our Home


このバンドを発掘した元々のキッカケは

先の【Desasterkids ライブ@秋葉原】で初めましてをした

いさみめがへるつさんなのです。

いさみさんのツイートでも度々見かけていて

先日、ようやくvo.Connor にインタビューできたとのことで。

Our Hollow, Our Home interview
(いさみめがへるつ)


オレもそれに乗っかってやろうと←

まぁ、わざわざ自分が記事を書かなくても

↑のインタビュー記事でほとんどわかっちゃいますが笑


インタビューによるとEP1枚、シングル2枚

リリースしてることが伺えるが

すべてiTunesにあったのは嬉しい。

数が少なく、故に小計も微々たるものなので

もちろん全てお買い上げ。


まずは昨年リリースされたシングルからいこう。


Our Hollow, Our Home - Feast For The Crows


『F』で始まる故に、iPodの並び的にも最初にきたので
まずはこれから聴いたんだが…

とても良いじゃないかΣ(๑º口º๑)!!

Facebookのバンド公式には
ジャンルが"Melodic Metalcore"となってるが
まさにその通りな印象を受けた。
ちょいちょいメタル臭さあるリフが良い。
ほんの一部ではあるが、私的大好き要素である
シアトリカルシンフォニック要素があるのも○




Our Hollow, Our Home
『//Redefine』
1. I Am the Eulogy
2. Heisenberg
3. "If Those Were Guns, Reggie Be Dead"
4. Shipwreck City
5. For What Its Worth
6. Aversion (Bonus Track)
7. Rest Assured (Bonus Track)

そして"Feast For The Crows"よりも
リリースは先のEP//Redefine
MVがあるのはtrack-2 / 3 / 7
リンクはいつも通り曲名に貼ったのでご確認。
シングルのような単発でなく、複数曲収録のものでこそ
バンドの色がよくわかるってもんです。

今や国内で"メタルコア"と言っても
少なくともバンドシーンには定着しつつあるが
一般層から見たらまだまだアングラなのは周知の事実。
しかし、メタルコアしつつも
バンドのメロディックな部分がそれを緩和してる。
ってことで、ちゃんとメロディにも重きを置いているのか
メタルコアしてても、メロディセンスが秀逸です。
故に聴きやすい。
ツインギターであっても、近年このジャンルの
流行りでもある多弦ギターを使用してないのもあり
そこまで重低音感がないのも聴きやすさを後押ししてるだろう。
インタビューで

俺達は1曲の中で、よりヘヴィなメタルコアサウンドとライトなポストハードコアサウンドとの強いバランスを保つようにプレイしようとしてみているんだ

って語っているところが良く表現できてる証だろう。
そういった部分は、今年3月
国内盤リリースしたUSのA Scent Like Wolves
と似てるかな?
とはいえ、Connor のドスの効いたスクリームは
かなりイケ散らかしてるけどな(*´ω`*)笑
両A面EP故か、MVが3つもある推し度満点のEPだが
その中でも個人的に気に入ったのはMVなしの

track-4. Shipwreck City

疾走するイントロから心鷲掴まれたね。
それでいてブレイクダウンもあったり、
ラストへ向けての壮大な展開も素晴らしい。
わかりやすいシンガロングパートがある
キャッチーさも良き。





Our Hollow, Our Home - Throne to the Wolves


そして目下最新作であるシングル
今年リリースされた『Throne to the Wolves
EP1枚、シングル1枚と続いたところで
まだまだバンドの色はそのままに良い出来。
2作続いたシングルのジャケが似てるのは
共通のテーマ的なものもあるのかなっと。
しかし、UKという(バンド的に)恵まれた地出身故か
The Amity Affliction
In Hearts Wake
Funeral For a Friend
Bury Tomorrow
等々、共演したバンドも素晴らしく
そこでの影響・反響も良かったからか
この曲は4ヶ月で12万再生、
"Feast For The Crows"は8ヶ月で18万再生、
3年前の"Rest Assured"は50万再生目前、
キャリアを考えたら十分すぎる注目度であると思う。



やっぱり然るべき人のところには

然るべき良いバンドが集まるよなぁ、と改めて。

洋楽低迷でガラパゴスな国だからこそ

こんなオレ程度でも

そこそこにバンド知ってるように見えるかもしれませんが

自分の見識のタカが知れてるのなんて

自分がいちばんよくわかってるし

国内でも音楽メディアに名前が出てたり、

国内レーベルからリリースされたりしてるのがほとんどだしね。

国内外のバンド問わず、

国内での情報が一切出てないところから

自分だけの力で発掘できるの、したのってホントに少ないし、

これは後に来るぞ!的な

先見性もあるワケじゃないしねオレは(。-∀-)笑

故に、そうしたおこぼれに肖ったに過ぎない

Our Hollow, Our Home であるが

とても良いものを持っていると思います。

いさみさん情報ではあるけど、

これでもフツーに仕事しながらバンドしてる

所謂"社会人バンド"だってのが驚きですよね。

Connor なんて携帯電話の販売員だとか…

でも、これだけのものを持ってれば、後々は

バンドの収入だけでも生活できるようになるんじゃないか

と、思います。

いさみさんもDIYながら、彼らの来日を

サポートできるよう動いているみたい。

H2Oの二の舞にだけはならないで欲しいが…

ともあれ、まずは国内盤を出すことが先になるよう。

もちろん既存の音源を買うのはもちろん、

もし国内盤が出たら、是非お手に取ってみてください。

そしてバンドも切望する来日を現実のものに!









と、今日はもうひとつ余談を失礼。



今までにもリアル、ネット含め

色んな方に『いつも読んでます』と

ありがたい言葉をいただいてきました。

でも、その"いつも"はきっと人によって違っていて

・空いてる時間
・Twitterで更新ツイートを見かけた時
・気が向いたら
・興味ある記事だけ

人それぞれ"いつも"は異なるのかもしれません。

中には本当に記事UPする毎に読んでくれてる方もいるかもしれない。

しかし、今回はそんな"いつも"読んでくれてる方すべてに

可能な限り協力をお願いしたい案件です。


自分も洋楽邦楽共に聴くし、ライブにも行くけど

割合的には間違いなく洋楽が多いので

ウチに来てくれる人たちも

洋楽指向が強い人が多いかもしれない。

レポやレビュー以外の記事もちゃんと読み、

共感してくれるような人なら尚更だ。

それを見越しての協力願いって部分もあります。



前回の記事の内容じゃないけど

日本の音楽シーンを盛り上げようとしてくれる人は確実にいて

海外でも、そんな日本に興味を持ってくれているバンドもいる。

でも日本での知名度なんて0に等しい。

そういった日本と海外の架け橋になる人の1人が

今回、OHOHの記事を書くキッカケとなった

いさみさんです。 →【いさみめがへるつ】(はてなブログ)

今回はスタッフの一員としてツアーに帯同していた

いさみさんのDesasterkidsのライブレポも、

英語が理解でき、ちゃんとしたカメラで写真を撮り

自分のレポより遥かに良いレポです↓

Desasterkids JAPAN TOUR 2016 FINAL
(いさみめがへるつ)


そんないさみさんがクラウドファウンディングを使って

あることを成そうとしています。

クラウドファンディングを開始しました
(いさみめがへるつ)


海外に行けなくとも、英語がわからなくても

そういった人へのサポートは誰でもできる。

それがクラウドファウンディングの成せる業かと。

目標額は決して低くはないし、

経済的にも全く裕福でない自分が

投資できる額なんてたかが知れてるけど…

塵も積もれば山となる

です。


洋楽が好きで、海外バンドや海外のライブにも興味ある

でも時間や金銭、コミュニケーション不安でなかなか本場には行けない。

でも海外でのライブがどんなものか、

バンドの生の声、思いを聞きたい、知りたい。

国内の音楽シーン、音楽リスナーのことを

まるで考えてないような団体や企業、

メジャーレーベル様()などではなく、

すごく小さな力ながらも、日本の為、

リスナーの為、バンドの為に動いてくれている

インディーレーベルやDIYチーム。

どちらが日本やリスナーにとって良き存在であるか、

どちらを応援したいか、

と考えたら、天秤にかけるまでもないと思います。

もちろん強制させる気はサラサラありません。

そういったいさみさんへの興味・関心、

クラウド内容に共感し

応援してあげたいと思ってくれた方は

是非ぜひサポートしてあげてください<(_ _)> ↓




世界中のバンドへの取材をし、これまでのインタビューを1冊の本にまとめたい(CAMPFIRE)