量子論 概論 | PTイワマの探究日誌

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PT(理学療法士)イワマが
『人の心と身体を動かすセラピスト』としてどう歩むべきか考え、感じたことを記すブログです。

今日は科学のお話
量子論について書きたいと思います。
*かなりマニアックな物理学的内容を含みます。


私事ですが、
昨日・一昨日参加した勉強会の内容で
一部量子力学に触れていました。
難解ですが、
リハビリにおいても
量子の仕組みを知っていると
治療の可能性が広がると思います。



量子論は科学の一分野ですが、
一般的に知られている物理法則(ニュートン力学
とは一線を画しています。

ニュートン力学では
物体に位置運動量を与えれば
物体の運動は決定されます
高校の物理学ではそう習いますね。

一方、量子の世界では
原子や電子は位置運動量の両方を
同時に確定できないとされています(不確定性原理)。


ニュートン力学が決定論的であるのに対して、
量子力学は非決定論的(不確定)だと言えます。


量子力学を理解するにはこの曖昧さを受け入れる、
少なくとも否定しない姿勢が必要です。


もう一つ
量子力学で知っておきたい原理が
『物質が同時に複数の状態を取る、重ね合わせの原理』です。

詳細は省きますが
物質には波(波動)としての性質があり
波で重ね合わせが表現されます(波動関数)。


重ね合わせは言い換えれば
どの状態も取りうるということです。
人は意識によって状態を選択する余地があります。

岩手の今村氏がセミナーで言った
オファー波エコー波
現象をうまく説明できると思いますが、
好ましいオファーを出せるかが
成否の鍵になります。

僕はここでニュートラルの意識が重要になってくると考えています。


長くなりそうなので
続きはまた別の機会に。


本日は最後までお付き合いいただきありがとうございました!