先生不在の合同練習 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

^_^



もうすぐ本番を向かえる

とぶくじらの『西遊記』は、

6教室が3チームに分かれて公演をするため、

2月に入ってからは、毎週土日に、

どのチームかの合同練習が入っています。


インフルエンザワクチンに

子どもの頃アレルギーをおこしたため、

予防接種は未だ受ける気にならず、

いつも栄養、睡眠、運動で

乗り越えてきました。


それがとうとう今年、

その猛威に飲み込まれ、

私もインフルエンザになってしまいました。


すぐに熱が下がっていれば、

練習に行けたはずが、

ギリギリで熱がぶり返し、

結果的に合同練習に行けないことに。


合同練習ごと休むか…

でも、ギリギリ過ぎて振替えられない。


やっぱりやっておかないと。

でも、私には指導できない…。


とぶくじら史上初の、

私抜きで練習をしてもらうことにしました。


日常的に指導アシスタントを

してくれている方に先導を頼み、

本番の練習のために、ちょうど2日間

来てくれることになっていた音響スタッフに

フォローを頼みました。


2人とも、ひたすら

私の心配をして引き受けてくれました。


数名の保護者にも、

事前に声をかけたら、

全力サポートしてくれたそうです。


多くの保護者の方々が力を貸してくださり、

なにより子どもたちが頑張って

通しをやりきったと報告を受けました。


なんてありがたいんだろうと、

本当に感謝です。


コロナ禍になった時、

本番で私がコロナにかかって死んでも、

なにがなんでも幕を上げたい…

そんな思いを抱いていたけれど、

まさか、

インフルエンザで練習を休むとは。


不甲斐ないばかりです。


でも、

それを引き受けて、

みんなで練習をやりきってくれたことは、

本当に感謝です。


次回の合同練習では、

何倍ものパワーにして返したい。


そして、素晴らしい本番の時間に繋げたい。


今はその思いでいっぱいです。


本当に人が困っている時に、

それを引き受けてくれる人がいるって、

本当にすごいことですね。


頼まれた人には、

断る権利もあるし、

引き受ける義務もないんです。


でも、それを引き受けて、

やり遂げてくれる。


こんなありがたいことはありません。


仲間がいて、自分がいることを、

子どもたちがいて、私がいることを、

本当に実感します。


こんな素敵な仲間で作る舞台が、

素晴らしくないわけない!


早くみんなに会いたくなりました。