先日、床材メーカーの新商品発表会に行って来ました。
突然ですが・・・
Aの床板
Bの床板
どっちもウォールナットの床材です。
でも、どちらかは突板フロア(本物の木)、どちらかはシートフロア(印刷)です。
さあ、わかりますか
正解はAがシート、Bが突板です。
今は、印刷の技術が格段に向上して、我々でも簡単に判別できないくらいになってきました。
ただし、誰でも一発でわかる方法があるんです
それは、、、
触ってみること
な~んだ!とお思いでしょうが、これって結構大事な事だと思います。
だって、床板を選ぶとき(または提案する時)、触って確認していますか?
見本を見て「どの色にしようかなあ?」とかで選んでませんか?
やっぱり、手触り・足触りを確認して選ぶ事って、大切だと思うんです。
決して、「シートフロアは悪い」とは言いません。
色褪せに強かったり、お手入れも簡単だったり良いところあります。
悲しいのは
無垢フロア・クッションフロアなども含めた「床材」という、家の中で重要な位置を占めている部位、なのに予算決めの時になると真っ先に削減の対象になってしまうこと・・・
「あー、じゃあ床板のグレード下げましょうねえ」
みたいな。
床材のグレード下げるなら、キッチンの扉面材のグレードを下げてあげたほうが遥かにお施主さんのためになると思ってます!!!
販売店と言う中間流通で働いていると、お施主様の意見がなかなかダイレクトに届きませんが、「ビルダーさん・リフォーム店さん・工務店さんにキチンとした提案をすることが我々の存在意義なのだな」と思うとともに、「常日頃からこのような目線で仕事をしているか?」と、自問自答する良い機会でした。
ちなみに行った新商品発表会のメーカーは「朝日ウッドテック」
弊社も自信を持ってお薦めする床材の一流メーカーです
世間一般では知名度はあまり無いかもしれませんが、床のリフォームをお考えの方、是非調べてみてください。
もちろん、弊社でも取り扱っておりますので、お気軽にご相談くださいね