四国八十八ヶ所 カメラ歩き遍路 シーズン1 Day1 その1 ~1番札所霊山寺 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

徳島駅まで夜行バスで行きそこからJR鳴門線で板東駅に向かいました。

味のある駅舎ですね。もっと大勢のお遍路さんがいると思ったのですがここで降りた歩き遍路さんは3人でした。

 

世界文化遺産登録を目指す狙いが正直よく分かりません。歩いてみて気付いたのですが外国客誘致であれば既に成功している気がします。今は善良な外国人の皆さんが大勢来てくれていますが、オーバーツーリズムが心配なのとグローバル基準という名の欧米の価値観を押し付けられて伝統とうまい具合の商業主義のバランスに立っている四国お遍路の仕組みが壊れたり今後の発展の機会がそがれたりすることが心配です。

 

これからずっとお世話になるお遍路シールです。

 

シャッターアートに床屋さんの豆タイル。普段の街歩きと同じように路上観察をしていると前に進みません。

 

学校が設置したと思われる標語ですが「乗」が略字。

 

いきなり厳かな雰囲気。靈塲と旧字、異体字と続いた後で霊山寺の霊は新字体。

 

一番札所霊山寺到着

 

山門に到着すると車お遍路さんあるいは昨日、近くに泊まったであろう歩きお遍路さんが何人かいらっしゃいました。なのでお参り後の写真を。

 

山門手前にあった石碑。「四國霊場間実測標」「大正三年...」とあります。お遍路道研究のプロジェクトがあったのでしょうか?でもこの後の札所では同様の石碑に気付きませんでした。

 

仁王さんたち。この後ろにある大わらじというのは仁王様の履物なのですね。このわらじが実物大なのかな。

 

東生佳子さんのYoutubeにならってお寺の境内の写真は基本的に省略しようと思います。気になる方は現地で確認または検索してくださいませ。

 

とはいえ、最初だし、少しだけ。

これから2週間よろしくお願いします。

今年は開花が遅れたことでかえって花見を大いに楽しめる旅となりました。

オールキャスト

 

ちょうどこのお遍路をした2024年4月に四国霊場会のルールが変わり、納経代(いわゆる御朱印代)が値上げになったほか、納経所が開く時間が1時間遅れの8時になりました。値上げは分かるし、人出不足の折、営業時間(といってはいけないのか)の短縮もやむを得ないのでしょうが、ちょっと計画に影響しますね。扉が開く前の本堂の前でのお参りなどを一通り済ませた後、30分ほど時間があったので境内をゆっくり見せていただいてもよかったのですが、納経所で並んで時間をロスするのも嫌だったのでこのマネキンのようなお姉さんたちの横で並んで待ちました。なにせ納経所が閉まる夕方5時までに7か所もお参りしなければならないので焦ります。