会社には金が掛かる!
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。創業17年目、6年前に儲からなくなった広告業に見切りを付け貿易業に転身、毎月東京オフィスと中国オフィスを行ったり来たりの日々、そんな毎度のフレーズから始まるブログです。
本日の話題は独学の経営道「会社はお金を生むけどお金が掛かる」について行かせていただきます。
二律背反な経営道
会社を経営すれば、サラリーマンが手に出来ないお金を手にする事が出来るのは間違いではないけど、それは経営が上手く行けばの話(苦笑)...、会社とは不思議なもので経営が上手く行けば行くほどお金が必要となる!上手く行かなくてもお金は必要ですが...
会社はお金が掛かる
会社はシステムと人で成り立っていますが、その二つを支えるのは他ではいお金です。会社の経営が順調でも資金が底をつけば会社は倒産してしまう。「会社はお金を生むけどお金が掛かる」まるで二律背反の世界ですが、これも16年間会社を経営して分かった事の一つです。
我が社の資本金の推移
'00年→資本金300万円
'04年→資本金1,500万円に増資
'06年→資本金3,500万円に増資
'12年→資本金4,000万円に増資
'13年→資本金4,500万円に増資
'14年→資本金5,000万円に増資
'16年→資本金5,500万円に増資
この16年間、常に増資を繰り返している
他2社は資本金500万円と1,000万円
一般的な資本金はどの位?
資本金階層別
1,000万円未満:29.4%
1,000万円以上3,000万円未満:39.3%
3,000万円以上5,000万円未満:5%
5,000万円以上1億円未満:3.2%
1億円以上3億円未満:1.3%
3億円以上10億円未満:0.8%
10億円以上100億円未満:0.8%
1,000億円以上:0.2%
組合:0.8%
個人:19.3%
個人と組合の20%を除くと...
資本金3,000万円未満が85.9%
資本金5,000万円未満が92.2%
資本金5,000万円以上:7.8%
上記のデータを見て疑問
私は会社設立以来ひたすら増資を繰り返して現在の資本金は5,500万円(連結7,000万円)、ところが世の中の企業(個人・組合除く)の30.7%が資本金1,000万円以下、85.9%が資本金3,000万円以下、資本金が少ないのなら内部留保が多いと思えば、黒字経営の会社は全体の25%弱、残りの75%は赤字経営とのこと...
ここで大きな疑問が!
会社の資金は資本金と借入金で成り立っていますが、統計上では多くの会社は資本金は少なく内部留保も少ないことになる...安定した経営を行うには月商の2ヶ月分の現金預金が必要とされていますが、どうやって資金繰りしているのだろうか?
この話題は尽きない、、