夜勤組 | 戸村健太郎オフィシャルブログ「侍ブログ!」

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息子が生まれて2週間がたった。
思ったよりもたくさんの人がお祝いをしてくれた。
その言葉は俺に向けたものなのか、息子に向けたものなのか。
息子を抱っこしながら始めてブログを書いている。
はっきり言おう


大変すぎる笑


※このブログは2時間睡眠を繰り返したアラサー男子がフワフワな状態で書いたものです。
過度な期待はしないでください。



インターネット世代なので子育ての大変さは勉強済みであった。
オムツやミルクのあげかた、はたまた産後の妻の「扱い方」まで事細かにSNSではかたられていた。



はっきり言おう



そんなもんはうんこだ!!!!!!






お前の子と俺の子は違う人間だ!!!


俺はアニメみせとけばご機嫌だが石橋凌はご機嫌じゃねぇ!
俺はラーメン食べときゃご機嫌だが郷ひろみは全然ラーメン食わん!!
とここまでかいたがそこには「経験」がない。本能的な部分に干渉してないので比べる意味がない。そうだな、俺は周りがシーンとしてると寝つき悪いが嫁は五月蝿いとねれないとか。まぁそれも経験からくるものなのだろうか。まぁいい。俺が言いたいのは。ギャン泣きする我が子の前でスマホの情報は「一例」でしかないということだ。
「歩き回ると寝ますよー」「この抱き方だと落ち着きますよー」「こんな音は嫌いみたい」「この鳴き方はオムツですよー」

一例でしかないーー!!!!

理不尽に次ぐ理不尽である。
オムツを替えた瞬間に大音量と共にクソを漏らし、ミルクを貪りながクソを漏らし、挙げ句の果てに寝かしつけた瞬間にクソを漏らすのである。
そのうえ、クソを漏らした気持ち悪さはいっちょ前に感じるようで「不快ですねん!不快ですねん!」とばかりに騒ぎ立てる。
合理的に考えるのならば、クソは大体の時間を決めるか「食事の後15分以内」などと身体的なルールをきめるべきである。せめて、オムツを替えた直後は我慢するなど、エコの観点からでもアプローチは幾らでもある。俺がそうしているように。
それはない全然ない。エコロジスト発狂もの。
まず夜中寝ない。

深夜2時にガンギマリ。

エビに似た動きを繰り返す。
俺たち両親が眠そうにすればするほどサディステックにエビデンス。

あとミルク飲むの適当。
100ミリペロリと思いきや“時間的にもお腹すくはずなのに)20ミリでスヤァ→1時間後ギャン泣きというようなコンボは当たり前である。もうあえて俺たちが嫌がる事を狙ってるんじゃねぇかってレベル
あとオムツティッシュより消費激しい。
替えた二、三分後にまたクソ漏らし。替えた30分後にクソ漏らしならまだ優しい。

理不尽過ぎる。不満があるなら口で言うのが大人である。
それが苦手な人も沢山いてそのひとでさえそれ何やってるのに、不満店を「号泣」という手段で伝えてくる。これには俺も「号泣」で答えたい次第である。この先「イヤイヤ期」というものがくるのであれば俺の方が上をいくレベルで駄々をこねてやる。

以上が3人家族の生活が始まって1週間。
まともに三時間以上寝られない(嫁はもっと寝れてない)俺の手記である。

こんなものは手記でしかないから誰かに気を使う必要もない。


息子よ、大きくなったらこれを見て笑うがいい。





それにしても、就職をせずにフラフラしながら子供を育てられてここまでは良かった気がする。
なぜなら産後の赤ちゃん対応の辛さを身をもって知れたからである。
今は役者の仕事をお休みし、アルバイトをしながら子育てをする身なのだが、こんなこと、正社員だったらなかなか難しい気がする。いや、男性の育休だとか理解が深まっているのは知っているが、俺の性格上、やはり気にしてしまうのだ。だから俺はトムランドを「休んだ」
出来る限り参加ではなく休んだのである。仕事における責任を放棄したのである。
その分の責任を子育てに費やすために。
幸いそれを許してくれたのは妻や周りの理解があってこそだ。
時代の手助けもあったろうか、そういうライフスタイルも批判される事なくここまで来れたわけだ。

繰り返すが思ったより1000倍きつい。
バイトで1日の半分育児しなくてこれだ。

兎に角、子育ての先輩方には頭が上がらない。親にはちゃんと感謝を伝えてきたつもりだが足りない事がよくわかった。
こんなん育ててくれてありがとう、おとん、おかん。